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2018年7月21日土曜日

七夕☆彡

画像に含まれている可能性があるもの:11人、、スマイル、立ってる(複数の人)さよさんの美しい歌声とこどもたちのトーンチャイム・・・「笹の葉さらさら♪」やさしい空気に包まれて始まった今年の七夕。

いくつかのブースに分かれてワークショップ形式で七夕飾り制作。飾りつけのアイディアを考えてきてくれた子たち、大人たちが先生役になり、作ってみたい飾り付けのブースに行って、みんな思い思いの飾り付けを作りました。
画像に含まれている可能性があるもの:1人


色々な言葉で書かれた願い事で笹の葉がきれいに彩られていました☆彡

そして、今日はSちゃん帰国前最後のわくわく・・・会うたびに、「次、わくわく、いつ?」と笑顔できいてくれたSちゃん。わくわくに来るのをいつも楽しみにしてくれていたこと、どれだけ嬉しかったか・・・ 元気いっぱいのSちゃん、タジキスタンに帰っても、Sちゃんらしく、伸び伸びと、ね。タシャコール♡



画像に含まれている可能性があるもの:4人、座ってる(複数の人)画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:2人、座ってる(複数の人)、ストライプ
画像に含まれている可能性があるもの:4人、Miho Miuraさんを含む、、スマイル、子供画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、座ってる(複数の人)
画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、座ってる(複数の人)画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、室内

2017年12月11日月曜日

子どもの日本語教育研究会 第2回

12月10日、子どもの日本語教育研究会が東北大学で開催されました。ここ2年の別府市での取り組みを発表するために、「日本語指導が必要な児童生徒の支援のあり方」のプロジェクトメンバーと一緒に参加してきました。

https://www.kodomo-no-nihongo.com/

午前のポスター発表、午後のパネルディスカッション合わせて200名以上の参加があったそうで、東北にいるということを忘れるくらい熱い1日になりました。全国各地からの参加があり、一言に「子どもの日本語」と言っても、その地域の背景によって、様々な関わり方、アプローチがあるということを、改めて実感しました。

そして印象に残ったのは午後のパネルセッション「外国につながる子どもと家族が地域で生きること」のパネラーの方々の実体験に基づいたお話でした。分科会では「母語継承の意義」に関するディスカッションに参加したのですが、自分の中では「母語=アイデンティティ、母語は大切」という鉄則が知識としてはあったのですが、それを現実の世界で実現させるには、生半可な気持ちや努力ではできないのだということを、その渦中にいる方々とのディスカッションの中で、痛感しました。

実際、別府市で出会ってきた国際結婚での来日家族、再婚で子どもたちが実父でない日本人の場合、積極的に母語を捨てようとする(させる)お母さんたちに何人か出会ってきました。こちらが母語継承の意義を伝えたところで、聞き入れてもらえる感じがしない場合が多く・・・大人の事情があるにせよ、やはり、子ども自身のアイデンティティー形成や理論的思考能力、それはその子の一生を左右する大事だと思うのです・・・諦めずに伝えていかなければと思いました。

改めて、研究会での様々な生の出会いで、大切なことを確認できたように思います。「子どもの日本語」というのは、学術的なアプローチの他に様々なことが絡み合っていること。肝に銘じてこれからも活動していきたいです。

2017年10月19日木曜日

わくわくのハロウィンパーティー!

今週のわくわく広場のテーマは、ハロウィンパーティー!APUの日本語を教えるサークル、じゃぽんさんたちが、楽しいゲームをたくさん企画してくれました!

・ハロウィンジグソーパズル
・おばけはだれだ?
・ミイラに変身!
・ハロウィン福笑い
・宝探し

シーツをかぶったかわいいおばけちゃんたちを当てっこしたり、トイレットペーパーでミイラ変身対決をしたり。最後は宝探しで、おやつを見つけて、楽しい&おいしいハロウィンパーティーになりました♪

ハロウィン本場・・・アメリカ、イギリス出身の子たちが3人来てくれ、その子たちにとっては、おなじみの、懐かしいイベントになったのかなと思います。Eちゃんのミイラ作りは手慣れたもので!?完璧な仕上がりでした!(笑)

企画はAPUの学生さんでしたが、大分大、別府大の学生さんも来てくれ、計6名の大学生の方たちのサポートもあって、シャイで輪に入れない子たちも孤立させずに過ごせました。感謝です!!



2017年9月16日土曜日

読書の秋、折り紙の秋!

今回のわくわくは、読書の秋、折り紙の秋!折り紙先生、ゆみこさんに来ていただきました。普段は中学校で支援員をしておられるゆみこ先生が、たくさん楽しい折り紙遊びを紹介してくれました。

「へそ紙飛行機」「紙鉄砲」「パクパクカラス」「ぴょんカエル」「トントン相撲」

紙鉄砲は、成功するとスカッ!といい音♪
へそ紙飛行機はとてもよく飛んで、男の子たちのハートをキャッチ!
うごく折り紙、パクパクカラスにハマった女の子たちは大小さまざまなかわいいカラスを作っていました。
個人的には、コップに入れるのを目標にぴょんカエルに燃えました!

そして、いっぱい制作したあとは、子どもたちが折り紙屋さんをはじめて。折り紙の世界は、子どもたちの想像力をぐんと掻き立てるんだなと魅力再発見でした!



2017年9月3日日曜日

わくわく広場~番外編~

わくわく広場が終わると、走って向かう隣のビーチ。実は、こどもたちは、わくわく広場よりもこのビーチで過ごす時間のほうを楽しみにしてるんじゃないかな~と、思っています(笑)

テーマも、教具も、ホワイトボードもなにもない。海と、砂浜と、落ちているものがある、それだけで、2時間過ごしても「まだ帰りたくない!」というんです(笑)

主催のTさんが言っていました。「作りすぎない、準備しすぎないのがいいね!」って。初めて来た人は、もしかしたら行き当たりばったりともとらえてしまいそうですが、その、作られていない隙間のような部分を、その日集まったこどもたちとおとなたちで、考えていけたらいいなと改めて思いました。楽しくないと続かないよね、とも言われました。悩むことも多いけれど、楽しいから、大丈夫ですね!この1年は、いろいろ試しながら、本当に、わくわくを育てていけたらと思います。

2017年9月2日土曜日

地球っ子わくわく広場~日本のあそび~

今回の地球っ子わくわく広場のテーマは「日本のあそび」。サポーターのみなさん、あやとり、はないちもんめ、けん玉、しっぽとり、凧あげ、フルーツバスケット、アルプス一万尺...色々な遊びを持ち寄ってくれて、こどもたちと楽しい時間を過ごせました。

嬉しかったのは、Mくんが、「タジキスタンの遊びをおしえたい!」と、まだ片言の日本語と、身振り手振りで一生懸命に説明してくれたこと。学校ではなかなか、Mくんが思うことを大勢の前で主張すること難しいかと思いますが、ここは、それが堂々とできる場所なんだね、と嬉しく思いました。


絵本の読み聞かせも、日本のこどもたちがやると、Sちゃんが「オレも!オレも!(女の子なんだけど・・・^^;」と主張!なんとか読めるようになったひらがなを、ゆっくりゆっくりだけど、堂々とみんなの前で読み聞かせしてくれました。

日本のこどもたちも、はないちもんめを紹介するために、図解してくれたり、セリフを書いてくれたり。立派にプレゼンテーションできてて感心しました!

もう一つ嬉しかったのは、高校生になったRくんがお手伝いに来てくれたこと。こどもだと思っていた彼も、こうしてこどもたちを前にすると、立派なお兄さん。受身なことが多かっただろうRくん、こどもたちに囲まれて、頼られて、なにか感じてくれたならいいなと思います。改めて、こどもたちのサポートをしているつもりで、実は、たくさんの目には見えないものをもらっているんだなと思いました。





2017年8月30日水曜日

グローバル教育研修

今年も高校の先生方を対象としたグローバル教育研修に関わる機会をいただきました。「協働する力の育成を目指した体験的参加型授業」ということで、今回もワークショップを中心とした時間になりました。

ワークの最初と最後に同じ質問を投げかけてみました。「あなたにとってグローバル教育とは?」様々な答えがありました。「世界のつながりを多面的に思考する力を身に付けること」「自分の身の回りのことを知ることがグローバル教育の始まりである」「イマジネーション」「ココではないドコかダレかに想いを馳せるコト」「知識・想像・判断」「世界と日々の生活をつなげる」・・・

グローバル教育研修に関わるたびに、私自身も自問自答します。
ワークを通して、極端な地球規模的不均衡、不平等、私たち自身もその輪の中にいる当事者であることを知るわけですが、知った上でどう考え、どうふるまっていくのか。改めて、これからの時代を生きていく上で考えていかなければいけない課題を、こうして、高校の先生方と共に考える機会があるように、ごくあたりまえに高校生たちにも考える機会が増えていけばと思います。

2017年8月26日土曜日

地球っ子わくわく広場~夏の友~

今回の地球っ子わくわく広場は、夏の友の中から

【からだを使って】田の字でおにごっこ
【工作】糸電話を作ってあそぼう
【理科の学習】昆虫のからだ

をしました♪

田の字はきゃーきゃー逃げまどい、大盛り上がり!
糸電話もコップにそれぞれのデザインをして大成功!
昆虫のからだクイズ、いたいた、ひっかかってくれた子たち♪
くわがたのスケッチ、みんな真剣に描いていました!

そして、冒頭にはコーサルちゃんのパパが、アフガニスタンの簡単な挨拶などを教えてくれ、日本とは違う文化についてQ&A式で、楽しくお話してくれました。

小6のEちゃんは、2時間みっちり、佐藤先生とマンツーマンで宿題に取り組んでいました。1か月、帰国していたから、巻き返さなきゃだね!

今日も、もりだくさんのわくわくでした。


2017年7月15日土曜日

7月のわくわく広場~ロープで遊ぼう~

画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、オンステージ(複数の人)、靴、リビング、室内
画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル、立ってる(複数の人)、靴


今週のわくわく広場は、APUダブルダッチのサークルのお兄さんお姉さんたちによる「ロープであそぼう!」でした。2本のなわとびを使ってのパフォーマンスに、大盛り上がり!そして、みんな夢中になって楽しんでいました。いつも部屋を脱走してしまうSちゃんが、こんなに集中して過ごしていたのは初めて。からだを使ってのコミュニケーションはいいなと思いました。

最後は、こどもたちによる絵本の読み聞かせ。たくさんの人たちの前での読み聞かせ、ドキドキしているようでしたが、みんな静かに聞いてくれて嬉しそうでした。

次回8月5日は、別府大学の留学生の皆さんが企画してくださるそうです。お楽しみに!

2017年6月18日日曜日

8歳おめでとう

今日は、タジキスタンから来ているJくん8歳のお誕生日!みんなでお誕生日おめでとうの歌を歌いました。わくわく広場の後は、毎回お楽しみのビーチの時間。砂でお誕生日ケーキ♪

Jくん、日本で迎える2回目のお誕生日だね、学校に足が向かなくなってしまった日々もあったけれど、そうした時期を乗り越えて、こうして今、笑顔でたくさんの友だちにお祝いされていること、本当に嬉しいよ。おめでとう。


2017年6月17日土曜日

Vietnamese Day!


画像に含まれている可能性があるもの:2人、子供

今回の地球っ子わくわく広場はVietnamese Day!イベントにジョイン♪ ベトナムからの留学生の皆さんとわくわくなひと時でした!みんなで輪になってベトナムの遊び(足でする羽根つきみたいなもの)をしたり、ベトナムの学校のことや、ベトナムのおもちゃを作ったり、盛りだくさんの内容でした。ベトナムから来ているFくん、みんなが自分の国のことに触れていることが嬉しくてたまらないという顔を見て、小さな子どもにも立派なアイデンティティーがあるということを実感しました。

2017年6月5日月曜日

大切にしようと思うこと


 4月にスタートしたわくわく広場。申し込み不要、参加者年齢も決まっていない状態でのスタート。走りながら、軌道修正しながら、参加者で作り上げながら、楽しくやっていけたらと。その中でも、大切にしようと思うことが見えてきた気がします。

子どもたちは、決して、サポートされたがっているというわけではないこと。子どもたちは自分の役割があると、生き生きするということ。それは、間違いなさそうです。

いつもやんちゃなタジキスタンの男の子たちに絵本の読み聞かせをお願いしてみました。照れくさそうに、でも、なんとも嬉しそうな表情。からだの言葉がわかるように説明して、と日本のこどもたちにお願いしたら、立派な教材を作ってくれ、一生懸命説明しようとする姿。

これからも、どんどん、こどもたちにいろんなことを期待していこうと思いました。どんなに年齢が低くても、日本語が話せなくても、期待され、役割をもらうことは、こどもたちにとってなにより成長につながるんだと思います。それはきっと、大人もこどもも同じかな。サポートに入ってくれた韓国からの留学生さん、こどもたちに囲まれ、必要とされていることをとても嬉しそうにしているようでした。これからも、試行錯誤、こどもたちや大学生サポーターの皆さんが、生き生きできるわくわく広場にしていけたらと思います。


2016年12月11日日曜日

国際理解教育部会

先日、大分市中学校教育研究会の国際理解教育部会研修がありました。外国にルーツを持つこどもたちの支援について勉強会を開きたい、ということで、呼んでいただきました。中学校の現役の先生方23名と、しかも、外国ルーツの子どもたちの支援のあり方について考えたいという内容ということで、気持ちがぐんと膨らみました。膨らみ過ぎて、色々欲張ってしまい、内容過多になってしまいました・・・反省。

忘備録として、研修内容の流れをメモしておきます。

「外国にルーツを持つ子どもたちへのより良い指導・支援のためにできること」

1. はじめに: 外国にルーツを持つ子どもたちとは? 
2. アイスブレイク: 外国から来た親子の気持ち・担任の気持ち体験
3. 講義: 外国にルーツを持つ子どもたちの現状と課題
4. 演習: ワークショップ① 異文化コミュニケーションスキル
       ワークショップ② 日本語をおしえてみよう
5. まとめ: 外国から来た子どもたちが学校生活をいきいきと過ごすために大切なことは? 

こうして研修会でのテーマになるほど、学校現場での課題として取り上げられるようになったということ、それ自体が前進だと感じています。これからどの学校のどのクラスに外国からの子どもたちが来ることになっても、慌てず、よい歯車がまわるよう支援のあり方が話し合われ、発展していけばといいなと思います。
 

2016年12月2日金曜日

留学生と

普段はマンツーマンの日本語の取り出し授業をしている中3のRくんですが、今日は、中国からの留学生2人を連れていきました。「なにか、質問していいですよ。中国語でいいですよ。」とRくんにいうと、普段は寡黙なRくん、20分ほど、質問が止まりませんでした。後で、何の話をしていたか留学生に尋ねると、大学のこと、日本語の勉強の仕方、大学を選んだ理由、将来の職業、彼女はいるのか・・・など、気になることを率直にたくさん質問していたようです。最後には、連絡先を尋ねていました。Rくんは16歳、留学生は19歳と23歳。少し先を生きているお兄さんたちとの出会い、色々考えるきっかけになったならいいです。日本語を教えるだけの私には、Rくんの悩みや考えを聴き取ることはなかなかできないし、こうして母語を通じて話せる機会は大切なんだなとRくんの嬉しそうな横顔を見ながら思いました。

春に中学を卒業すれば、これから、益々いろいろなことを乗り越えていかなければいけないでしょう。色々な選択肢が増える分、色々なことが自分次第になってくるでしょう。様々な出会いを通して、楽な道へと流れることなく、しっかりと自分で考えて進んでいってほしいなと願います。

2016年8月2日火曜日

夏休み中の日本語支援

夏休みは、中3(2名)、中1(2名)、小5(1名)を対象に日本語支援することになりました。日数は限られていますが、個別指導、グループレッスンを計画しています。場所を提供してくださることになった別府インターナショナルプラザさん、担当してくださる日本語教師の方々にお礼申し上げます。公民館の方にも支援に入ってもらうこともあり、サポーターの輪が広がっていることも本当に心強いです!


2016年3月22日火曜日

熊本出張


「日本語指導が必要な児童生徒に対する支援のあり方に関する研究」に関して、熊本へ行ってきました。

http://www.apu.ac.jp/rcaps/rcrcmc/aboutus/projects_ja.pdf

八代市教育委員会、熊本市教育委員会、熊本市日本語指導センター校(黒髪小学校)への、日本語指導に関する聞き取り調査が目的です。そして、熊本県内で活動されている外国から来た子ども支援ネットくまもとの方とも色々お話をお伺いすることができました。

熊本も、大分同様、典型的な散在地区(1校あたりの日本語指導が必要な児童生徒が5名以下)ですが、支援制度が改善されながら定着している市町村が確実に増えてきている先進事例といえます。制度開始の経緯や、具体的な支援内容、制度の評価、問題点など細かな質問にも、それぞれの立場の方々、とても丁寧に対応してくださいました。

特に、現場で活動しておられる先生方の声は、心に響きました。支援ネットの方々のこれまでの歩みから現在に至るまでの奮闘、そしてセンター校の先生のたゆまぬ工夫と蓄積、こうした現場の方々の努力が制度改善へと繋がっているのだと思います。

これまでの先進事例の調査結果も併せて、今後、別府市が参考にできる部分を検討し、提案できる形に持っていけたらと思います。

2016年3月12日土曜日

プレスクール修了式

 今日はプレスクール最後の日。プレスクールも修了、それぞれの幼稚園も卒園し、4月からはぴかぴかの一年生。

修了証の代わりに、折り紙のメダルを。メダルにはこどもたちが自分自身で書いた名前が輝いていました。

帰り際、Kくんが照れくさそうにお手紙をくれました。空色の便せんに、大きく「ありがとう」。じんときました・・・ありがとう。

プレスクールにご協力いただいた、子どもたち、保護者のみなさん、大学生のみなさん、久美先生、APU地域交流課さん、別府大学留学生課さん、文化国際課さん、学校教育課さん、交流センターのみなさん、この場をお借りしてお礼申し上げます。


2016年3月6日日曜日

大学生の力

 今日のプレスクールでは、日本語教師を目指している大学生のMさんが主指導をしてくれました。学校探検の手作りポイントラリー式の絵カードを子どもたちひとりひとりに作ってきてくれ、教室、トイレ、職員室、図書室、体育館、運動場、靴箱・・・などなど、各場所を実際に探検しながら、子どもたちがその場所の名前をいえたらシールを張るという楽しい活動が印象的な、素晴らしい授業でした。

帰り道、プレスクールをサポートしてくれている留学生たちが、新学期になってプレスクールが終わっても、何かお手伝いしたいと言ってくれました。子どもたちへの日本語支援だけではなく、来日したての子どもたちの心の安定を図る役割だったり、保護者と先生との通訳役であったり、留学生の力が発揮できることもあるのではないかと思っています。

活動しながら、走りながら、色々な出会いに恵まれて、色々な思いが膨らみます。



2016年2月20日土曜日

プレスクールの様子

プレスクール3週目が無事に終わりました。7名の子どもたち、だんだんクラスの雰囲気にも慣れ、元気に手を挙げて発言する姿も増えてきました。

子どもたち7名に対して、日本語教師1名、大学生のサポーター4名体制。大学生の中には、日本語教師志望の方もいて、今日は当番日ではなかったのですが、ボランティアで参加してくれました。子どもたちの日本語というだけでなく、サポートする側にもプラスの企画になって、なによりです。


今日は、体の部位の名前と、「~がいたいです」や、トイレの使い方など、動きのある活動が多く、子どもたちもイキイキしていました。ムスリム圏の子どもたちはトイレ事情が異なる場合があり、トイレをがまんしてしまったり、「ペットボトルに水を持ってきて」といわれ私自身、戸惑ったことがあります。

プレスクールでは、日本語の言葉そのものだけでなく、普段学校ではあたりまえとされている小さなルールなども伝えられたらと思います。

2015年10月25日日曜日

高松市の日本語支援~行政とNGOの協働事業~

学会のために香川大まで足を延ばすということで、高松市の日本語指導が必要な児童生徒への日本語支援について、調査しようと、高松市教育委員会と、日本語支援グループ「わ」の会にヒアリングに行ってきました。

まず、教育委員会へ。2時間ほど、指導主事や係長の皆さんに色々お話しお伺いできました。高松市では、母語を介した日本語指導者派遣の他に、民間のNPOに日本語指導を業務委託。こうした行政とNGOの「協働事業」は、行政の限られた予算での支援をより柔軟に行うためのひとつの画期的な方法だと思いました。外国人児童生徒への支援は、行政の枠での支援となると後回しになりがちな印象ですが、こうして民間NGOと行政が課題解決のために協力していくことができれば、きめ細やかな支援が実現するのでは。「わ」の会の代表の方とのヒアリングの中では、現場ならではの問題点や課題もあがりました。成果と合わせて、別府市にフィットする枠組みの提案の参考にさせていただきます。

ヒアリングの日、気持ちいい秋晴れで、瀬戸大橋からみる景色、最高でした!