2022年5月23日月曜日

地球っ子わくわく広場 2022年5月

 地球っ子わくわく広場

5月28日(土)14:00~15:30

わくわくのみんな、宿題持って来てね。

工作で「ぴょんぴょんかえる」を作るよ~!みんなで飛ばして遊ぼうね。



2022年5月17日火曜日

おさがりの輪

 インドネシアからのAちゃん、転入して1か月が経ちました。転入してすぐラマダンで、給食やお祈り、まだ日本語でコミュニケーションできない状態の中、周りの子たちとは違う動きをしないといけなくて、また、スポーツテストや健康診断などの行事が立て続き、戸惑いながらもいつもやさしい表情で本当によくがんばっていると思います。

先週は今年度初めての授業参観でした。Aちゃんのおうちの人とクラスのおうちの人との間で、水彩道具の話題になったそうで、クラスのお友だちの兄弟が使っていた水彩道具をおさがりでいただくことになり、とてもあたたかい気持ちになりました。そして、「ありがとうのお手紙を書きたい」といって、お礼の手紙を書いたAちゃん。Aちゃんのやさしさにもじ~んときました。

ランドセル、エプロン、体操服、書写の道具、算数ボックス、裁縫セット・・・学年にもよりますが、学用品を揃えるのは経済的にも労力的にも負担が大きく、「おさがり」をもらうという選択肢があることは、とてもうれしいことだと思います。

今回、Aちゃんの他にも外国から転入してきたこどもたちが複数いて、保護者つながりで声掛けあって、学用品の「おさがり」がたくさん集まりました。

これからも、M小学校の中で、おうちの方たちも交えて、あたたかい「おさがり」の輪が広がったらいいなと思います。

2022年5月16日月曜日

毒、はいってないよ

 小2のNちゃん、ラマダンが明けて、初めての給食の時間。持ってきたお弁当を机の上に置いていました。クラスの子たちがそれに気が付き、Nちゃんの周りに集まってきました。

こどもたち「なんでお弁当もってきちょんの?アレルギーなん?」

Nちゃんはまだ来日して数週間で、質問の日本語を理解してお返事することはできません。

わたし「アレルギーじゃないんよ。Nちゃんの宗教では食べられないものがいくつかあるからね。」

こどもたち「しゅうきょうってなんなん?」

わたし「Nちゃんが大事だって信じていること、って言ったらいいかなぁ」

こどもたち「あーわかった!日本のごはん、食べたことなくて、毒がはいっとんっておもっちょんのじゃない?Nちゃん、だいじょうぶで。毒とかはっちょらんち」

・・・小2のこどもたちが、宗教上食べられないもの、お祈り、ヒジャブなど、Nちゃんが大事にしている考えについて、知って、考える工夫はないものか、考えてみようと思いました。

2022年5月15日日曜日

赤白帽子

 ムスリムの子どもたち、毎日ヒジャブを被って登校しています。M小学校の子どもたちにとって、赤白帽子は必須アイテムですが、ヒジャブの上に被れるサイズの赤白帽子が町には売っていません。それで、3Lサイズのものをネットで買ってみたのですが・・・

Nちゃんから、「帽子、どうしても被らなくちゃだめ?」と素朴な質問。被り物(ヒジャブ)の上にさらに被り物(赤白帽子)を被ることが不思議なようです。担任の先生に尋ねると、「うーん。日よけとしてはヒジャブがあるから大丈夫だとして。運動会の時とか、赤白チームに分かれる活動の時は必要かな・・・」

赤白が分かればいいのであれば、帽子でなくても他に代替え案が考えられそうです。他校のヒジャブの子たちはどうしているのでしょう?