2018年9月22日土曜日

多文化・多世代交流事業in由布市

地球っ子わくわく広場に遊びに来てくれているさよちゃんファミリーによる「いっしょにえほん」。由布市での外国につながるこどもたち家族の新しい居場所ができるんじゃないかと楽しみにしています♪ コンセプトは多文化、多世代交流とのこと。さよちゃんたちのステキな音楽がたくさんの人たちを繋ぎ、多様性は豊かさだと感じる空間になることでしょう♪

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2018年9月20日木曜日

Sちゃんの気持ち

Sちゃんのことを身内のように心配してくれているKさんから電話がありました。
Sちゃんとお母さんとのケンカが絶えないと。ある時は叫び、ある時は真夜中まで言い合いが続くんです・・・仲裁するKさんからの相談でした。

学校やわくわくでは、とても「お利口さん」なSちゃんからは叫ぶ姿は想像できず、驚きました。でも、外で「お利口さん」の分、慣れない日本語での世界で日々をがんばっている分、お母さんの前で押さえているものが噴出しているのかもしれないと思いました。

私の周りには、Sちゃんのように「呼び寄せ」られたこどもたちが少なくありません。母国で離婚し、祖母に子育てを頼み、日本で再婚して新しい家族を築き、ある程度基盤ができてから、母国の子を呼び寄せる。呼び寄せられた子は、大抵日本語は全くわからず、新しい日本人のお父さんに養ってもらう生活がスタートする。学校では日本語がゼロの状態で、すべてがリセットされた生活がスタートする。長い間離れていたお母さんとの関係も、年齢によっては難しい。

まだ幼いSちゃんの心がいっぱいいっぱいになって、「叫ぶ」気持ちになるのも無理はないかもしれません。でも、学校では「叫ぶ」こともできない。そんなSちゃんの気持ちを受け止めることも、お母さんには難しいということも事実で。

諦めない気持ちと、相談できる人と、逃げだせる場所が必要だと思います。形式的なことはわかっていても、実際、Sちゃんやお母さんに私は何ができるんでしょうか・・・

2018年9月5日水曜日

「話があります」

タジキスタンのAちゃんのお父さんから、「担任の先生に話があるんだ」という相談lineが。担任の先生に連絡して、通訳として同席することになりました。昼休み、静かな広い教室に、担任の先生とAちゃんのお父さんと私。なにかお願いがあるのか、困ったことがあるのか、それとも重大な報告があるのか・・・先生も私もドキドキ・・・

その話というのは、「お礼がいいたい」ということでした。4月に1年生として入学したAちゃん、おうちの事情で早退することが多く、その度に、安全を考慮して、家まで支援の先生が送ってくれていたこと、言葉の違いで先生にいろいろ面倒をかけているということ、色々なサポートについてお礼がいいたいとのことでした。

小さい弟くんが病気のため、Aちゃんは早退せざるを得ない状況だったそうですが、弟くんの病気も快復していっていて、もう早退させる必要はありません、との嬉しい報告もありました。

お礼がいいたくて、通訳つきで先生にアポをとったお父さん、意外な展開でびっくりしましたが、どうしても、直接お礼を言いたかった気持ち、ビシビシ伝わってきました。「先生たちも神様も味方してくれているから、私たちは大丈夫だ」と。文化の違いはあれ、ありがとうという気持ちを伝えたいということに、国境などないと改めて感じました。


2018年9月1日土曜日

日本語ボランティア募集


別府市内の小中学校内で日本語サポートできる方を探しています

小学3年生(英語)
小学4年生(英語)
中学1年生(英語)

平日、学校内で、クラスから取り出して個別の日本語指導になる予定
(時間帯や曜日等は要相談/週11時間~)