2015年7月30日木曜日

外国にルーツを持つ子どもたちを受け入れている学校の先生方へ


私たちは、別府市の小中学校に通う外国ルーツの子どもたちの日本語支援をしています。また、クラスの子どもたちにとっても多文化を理解するプラスの機会になるよう、ワークショップをしています。活動はボランティアで、
メンバーは、日本語教師、小中学校教員経験者、青年海外協力隊OV、 留学生です。
 
外国にルーツを持つ子どもたちを受け入れている学校の先生方へ
 子どもたちは、来日して数か月経つと、個人差はあるものの、生活に必要な日本語を身に付け、コミュニケーションを図れるようになります。しかし、読み書きを中心とした授業を理解するための学習言語能力は、自然に身に付けるのは困難だと言われています。
 別府市には、こうした子どもたちを対象とした日本語教室は現在ありません。また、子どもたちの在籍する学校は点在しており、出身地も、日本語のレベルも様々なため、放課後等に子どもたちを一か所に集めての日本語支援は難しいのが現状です。他市町村では、こうした外国ルーツの子どもたちに対する様々な支援体制の枠組みがあり、その一つとして、NGOのような非営利のグループと協働し、子どもや先生をサポートするという形があります。

いろはにできること
・日本語指導に必要なテキスト、教材、指導方法の紹介
・取り出し指導: 国語や社会など、日本語による授業では理解が困難な授業時間に子どもを別室に取り出し、個別に日本語指導
・入り込み指導: 教室内で、子どものそばで、行われている授業のやさしい日本語への置き換え、理解に必要な語彙等の指導
・クラスや学年での異文化理解のワークショップ
・プリントやおうちの方向けの配布物の翻訳サポートなど
(別府市役所文化国際課のサービス等を利用)
・学校行事、家庭訪問、三者面談等での、保護者の方への通訳サービス (おおいた国際交流プラザの通訳サービス等を利用)

学校や先生方だけで課題を抱えこまずに、是非、お手伝いさせてください!

<問い合わせ先>
Web site: m-kids-iroha.blogspot.jp
Contact us: mkidsiroha@gmail.com  / 080-2720-5151

立山 

2015年7月22日水曜日

夏休み日本語教室

Iちゃんの夏休み日本語教室
6月に中国から転入してきた小6のIちゃん。日本語ゼロ初級。教育相談員の方から日本語支援の相談があり、夏休み中に日本語指導を行うことになりました。


7月22,23,24,27,28(8:30-10:40)夏期補講/学校内で入り込み支援

7月29,30,31、8月3,4,5,7,10,11,12,14,17,18,19,20,21,24,25,26,27,28日(22日間)

 
別府インターナショナルプラザにて日本語指導

2015年7月20日月曜日

外国につながるお母さんお父さんのための子育て相談会

外国につながるお母さんお父さんのための子育て相談会in別府

日時:7月20日(日)14:30~17:00
場所:西部子育て支援センターべるね(ほっぺぱーく内)

問い合わせ:大分人権教育ワークショップ研究会 足立
090-5085-9860

2015年7月17日金曜日

大分日本語教師MLへの投稿/日本語支援のできる方募集

初めて投稿させていただきます。別府大学 非常勤日本語講師の立山と申します。

別府市で外国人児童生徒の教育相談員(学校教育課の事業)を2年半ほどしており、子どもたちの日本語支援体制作りの必要性を感じている折、こちらのMLをご紹介いただき、大変嬉しく思っております。

大分市ではひまわりさん、中津市ではあいことばさんの子ども対象の支援活動の話を聞いており、是非、皆さまのお知恵、お力をお借りできればと思っております。

近々ではありますが、7/22、23、24、27、28 (8:30-10:40) 別府市内の小学校の夏季補講に、小6の中国から転入したばかり(日本語ほぼゼロ初級)の生徒さんの学習支援に入っていただける方がいらしたら、ご連絡いただけないでしょうか。全日参加できなくても構いません。交通費程度の謝金での活動にはなります。

ご興味のある方、ご連絡いただけましたら、詳細ご説明いたします。また、今回の5日間だけの支援でなく、別府市内で外国からのこどもたち支援にご興味のある方もご連絡いただけると嬉しいです。

取り急ぎ、ご相談まで。

2015年7月8日水曜日

「いろは」の由来

小学校で6名の子どもたちの日本語教室を始めたとき、教室の愛称があったらいいね、と。支援に入ってくれていた留学生が「いろは」はどうですか、と。はじめの一歩的な意味合いから思いついたそうです。いろ=色、ひとりひとりの色を大切に、一緒にはじめの一歩を踏み出せるようにという願いを込めて、私たちのグループ名になりました。

2015年7月5日日曜日

七夕

 べぷはちさんからのお誘いで、七夕飾りに挑戦してきました!折り紙を使って器用に飾りをつくり、笹の葉にもいろいろなお願いを書いて。

私の母が病気と知ったMちゃんの短冊には、「あい先生のお母さんの病気がなおりますように」・・・ありがとう。

別府の商店街を飾る立派な笹飾りの完成!!
学校を飛び出して地域の人たちと一緒の活動、子どもたちもおうちの方も、とても嬉しそうでした。

べぷはちさんについてはこちら
https://www.facebook.com/beppu.rainbow.society






この活動に参加されたい方へ

「いろは」は、大分県の別府市に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちと一緒に活動してくださる方を随時、募集しています!

① 日本語指導員

 以下の条件のいずれかにあてはまる方

 ・日本語教育機関で指導経験がある方
 ・日本語教師養成講座修了者
 ・日本語教育検定試験合格者
 ・小学校、中学校において、指導経験がある方


② サポーター

 特に、資格や経験等は問いません。子どもたちに寄り添い、子どもたちの交流のお手伝い等への参加をお願いいたします。


応募、問い合わせ先

多文化こどもネットワーク いろは
担当: 立山

Email: mkidsiroha@gmail.com

2015年7月1日水曜日

日本語指導が必要な児童生徒の支援のあり方に関する調査・研究

別府市における日本語指導が必要な児童生徒に対する支援のあり方に関する研究

目的・目標

別府市における日本語指導が必要な児童生徒に対する支援のあり方を検討することを目的とし、そのような児童生徒に対して、一人ひとりの実態に応じたきめ細やかいかつ持続可能な支援ができる仕組みを提案することを目標に、2015年6月、本プロジェクトが始動しました。研究メンバーは立命館アジア太平洋大学、別府大学の教員4名。

計画・方法

1)別府市在住の対象児童生徒の個人調書の作成
2)別府市における取組みの現状の把握・分析
3)他の自治体における先進的取り組みの調査・分析
4)学校教育の一環として行う日本語指導の要領案の作成
5)日本語指導関係者のネットワーク作り

協賛

立命館アジア太平洋大学ムスリム研究センター
株式会社インスパイア
株式会社大分銀行

追って、調査・研究報告をしていきます。