2016年7月18日月曜日

夏休みに日本語支援ができる人を募集しています

先週、中学校の校長先生を通して、中国からの中3のRくんに出会いました。来日してやがて1年になるRくんですが、日本語指導が入っていないということもあり、日本語がわからず、授業もわからず、高校進学をひかえて、学校側もなんとかしてあげたいということで、相談を受けました。

留学生に通訳をしてもらいながら、1時間、Rくんと担任の先生にいろいろお話を聞いてきました。Rくんは、授業がわからない、わかりたい。そのためにも日本語を勉強したい。そこの部分をはっきり確認できました。

まず、夏休み中に、日本語支援ができればと思います。Rくんは中国語版の『みんなの日本語』を持っているようなので、まずこれを使って学習を進めてみてはと思います。

夏休みに数回でも構いませんので、お手伝いできる方、ご連絡いただけると助かります!!時間帯、交通費等につきましては、別途お伝えいたします。

2016年7月16日土曜日

多文化中高生交流会in大分

7月の交流会のお知らせです!

2016年7月17日(日)13:30-16:30
法専寺(大分市勢家町3-1-32)

12:45 大分駅北口 集合

連絡先 090-5085-9860/esd.ws.oita@gmail.com
 大分人権教育ワークショップ 足立さん

別府からはIちゃんが参加予定です。初めて、引率なしで、ひとりで電車に乗っていきます。「ひとりでも行きたい」Iちゃん。1年経って、ずいぶんたくましくなりました!!

2016年7月8日金曜日

七夕

べぷはちさん主催の七夕イベントがあります。気が付けば、毎年の楽しみになってきています。べぷはちさんのイベントは、外国ルーツのこどもたちと一緒に参加する楽しい時間でもあります。普段の日本語教室を飛び出して、色んな人たちと一緒にいわゆる日本の年中行事を体験できるとてもいい機会です。ご興味のある方は是非。


7月10日(日)10:00-13:00@Real Coffee

以下、べぷはちさんのFBより。

Tanabata is a Japanese star festival.
We celebrate this day by writing wishes, sometimes in the form of poetry, on "tanzaku", the small pieces of paper, and hanging them on a bamboo tree.
After making the tree, we will entertain you with bamboo music concert!!
So, please come and join us!!

Date: Sunday, 10th July
Time: 10:00 - 13:00
Place: Real Coffee
https://www.facebook.com/Real-Coffee-698982753512973/?fref=ts

Free of charge

2016年7月7日木曜日

願い事




M小学校での今学期最後の日本語教室、ちょうど七夕でした。公民館の方を通じて、織姫の会の方から、優しい心遣いをいただき、とてもきれいな笹飾りをひとりひとりに作ってくださいました。子どもたちは、それに追加して、天の川と、輪飾りと、短冊をつくりました。今日は、いわゆるお勉強を離れて、工作を楽しみました。

七夕のお話をなんとか伝えようと、動画を見せたりしましたが、口ずさんでいたのはジングルベルだったので、クリスマスツリーと勘違いしていたのかも・・・(苦笑)

7名のうち、5名が帰国です。それを知った残るJくんが、号泣していたと聞きました。自分たちの国を遠く離れて、生きる力を発揮してがんばっている子どもたち。

私からのこの子たちへの七夕の願い事・・・ひとつひとつの出会いや別れをを通して、たくましく、優しく育っていってほしいです。1学期間・・・タシャコール、ラフマット。

2016年7月5日火曜日

ラマダン

 ラマダンが明けました。今回、日本語支援しているムスリムの子どもたち7名は、皆、低学年なので、ラマダンをする(日中、飲食を絶つ)ことはありませんでした。去年日本語支援していた5年生の女の子がラマダンをしていた時は、のどが渇いているだろうし、授業中、声を出させるのを躊躇したのを思い出します。

おうちの方が、ラマダン明けの夕食に誘ってくれました。子どもたちは、ゆでたまごをぶつけあって、割れないほうが勝ちというゲームでスタートしていました。私はイスラム教のことは詳しくありませんが、嬉しいことを分かち合う気持ちの強い人たちだということはよくわかります。

そして、世界では、過激派のイスラム教徒による卑劣なテロが立て続けに起こっていますが、私の今、目の前にいるムスリムの人たちは、そんな事件を心底悲しんでいる人たちであることを知っています。