2016年1月28日木曜日

日本語教育ワークショップ

日本語指導に関心のある方にお知らせです!

来月、日本語教育ワークショップが別府大学で開催されます。参加費無料、申し込み要。詳細は下記のサイトをご覧ください。地方ではなかなかこうしたスキルアップの講座に出会えないので、嬉しいです。「地方では」といえば、「地方創生」施策の一環である、国際交流基金「日本語国際センター」の別府への誘致案、3月には移転の可否が決まるようです。別府にJF・・・夢のようです!!・・・がんばれ、別府市!!

日本語学習者が視覚的に「わかる」教材づくり(ワークショップ)
http://www.beppu-u.ac.jp/event/2015/12/005590.php

開催日

2016年2月20日(土)
時間
14:00~16:00
会場
別府大学メディア教育・研究センター4階 メディアホール
お問合わせ先等
主催/別府大学日本語教育研究センター・別府大学教養英語科目担当教員グループ お問い合わせ先/別府大学 TEL 0977-67-0101 (担当:国際言語・文化学科教授 松田美香)


2016年1月24日日曜日

福笑い&かるた大会


べぷはちさんの新年初めてのイベントに参加してきました。福笑い&かるた大会で盛り上がりました。会場は、子どもたちの元気な声でいっぱい。ひらがなが読めない子どもたちも、絵をヒントにもらい、対等にやりあってました。時にはくやしさのあまり、泣き声も^^; かるたはみな、つい熱くなってしまうものなんですね~(笑)

今回、初めてべぷはちのイベントに参加してくれたIちゃん、最初は様子を見ているようでしたが、帰るころには、「お正月」の歌を小さな子たちに交じって大合唱していました♪

これから、節分、ひな祭り、お花見とイベントが続きます!気になる方は、Facebookでべぷはちを検索してみてください。

2016年1月23日土曜日

中学に向けて

中国のIちゃんの中学の制服の採寸に行ってきました。お友だちの紹介で、グループ購入にしてもらい、6,000円割引!Eちゃん、紹介してくれてありがとう!Eちゃんは中2の地元の女の子で、本当にしっかりしていて、制服購入の段取りも、ちゃっちゃとお店に電話して取り付けてくれました、頼りになります!年の近いふたり、日本語と中国語とジェスチャーを駆使しながら、和やかにコミュニケーションとっていました。

さすが先輩Eちゃん、Iちゃんの卒業式の服の心配までしてくれ、レンタルのことまで調べてくれました。私も知らなかったんですが、2,000円でレンタルできるんですね、しかも、採寸した日から卒業式まで持っていていいという嬉しいサービス。

165㎝という長身のIちゃんに合うサイズは少なかったけれど、気に入ったのがあって、にこにこで持ち帰りました。

制服の採寸も、大きめがいいとか、洗い替えはとか、色々悩ましかったけれど、無事、終わりました。中学生に向かうIちゃん。大人っぽく見えました。

2016年1月22日金曜日

学校における外国人児童生徒等に対する教育支援に関する有識者会議

文科省にて、昨年12月1日、学校における外国人児童生徒等に対する教育支援に関する有識者会議が行われました。これから毎月1回のペースで、会議が開かれるとのこと。全国で地域格差の大きいこの課題に、より具体的な指針が打ち出されていくことを期待しています!大分のように日本語指導が必要な児童生徒が散在する地域での公的サポートの確立をするための後押しになると信じて。

・学校における外国人児童生徒等に対する教育支援に関する有識者会議(平成27年11月5日~)(第1回) 配付資料
・学校における外国人児童生徒等に対する教育支援に関する有識者会議(平成27年11月5日~)(第1回) 議事録
文科省では「文部科学省新着情報メール配信サービス」があり、登録しておくと、いろいろ情報も入ってきます。



上記の情報は、以前、日本語指導が必要な児童生徒に対してのサポートに関して色々ご相談させてもらった大阪の方から教えていただきました!こうして関心を寄せてくださる方たちに出会い、少しずつネットワークが拡がっていること、嬉しく思います!

2016年1月21日木曜日

別府市の小学校で日本語支援できる方を探しています

別府市内の小学6年生の女の子(中国)の日本語指導できる方を探しています。学校内で、2月、3月の週2回(1回50分/曜日は要相談)、取り出し授業の形になる予定です。

来日して約半年ですが、学習についていくのが困難な状況で、保護者、学校協議の上、外部からの日本語指導が必要とのことになりました。ボランティアでの活動になります。

ご興味のある方、ご連絡いただけましたら、詳細ご説明いたします。また、今回の支援だけでなく、別府市内で外国からのこどもたち支援にご興味のある方もご連絡いただけると嬉しいです。

取り急ぎ、ご相談まで。

立山
mkidsiroha@gmail.com

⇒支援できる方を募り、2名の日本語教師の方からご連絡をいただき、現在週3日、国語の時間に取り出して日本語指導をスタートしました。

2016年1月20日水曜日

どんど焼き


アフガニスタンからのふたりの子どもたちと地区のどんど焼きに参加してきました。私はふたりの母語がわからないので、しめなわ、門松、破魔弓をひとつひとつ、これは?の質問に、たじたじでした。神様という言葉はわかるようなので、神様にありがとうって、神様のために飾っていたものを燃やして、空に返すよ、と説明(これでいいのか!?)


初めてのお餅つきも、楽しそうでした。お餅つきには別府市長も加勢にきてらっしゃって、アフガニスタンの子たちを見つけて声をかけてくれ、頭をなでなでしてくれました。

つきたてのお餅入りのお汁粉がふるまわれ、消防車の試乗もあって。ぴんと晴れた冬空の下、日本の季節の伝統行事を楽しんでくれたならいいな。

2016年1月18日月曜日

プレスクールのお知らせ

多文化共生事業の一環として、留学生と日本語教師との協働のグループ「多文化こどもネットワークいろは」は、プレスクールを行うことになりました。小学校入学直前の日本語指導が必要な子どもたちが、入学した小学校で戸惑うことなく、学校生活に早期に適応できることを目指し、小学校で必要となる語彙や学校の習慣などを入学前に学ぶことを目的とした内容です。

日本人の親は、我が子の小学校入学を前にして、自分の持ち物がわかるように、名前を読んだり書いたりできるように教え、学校の楽しい行事などを話し、小学校に適応できるように準備をします。しかし、外国人の親にとっては、日本語や日本の学校の制度がわからないために、そういった準備ができないまま入学を迎える場合が少なくありません。本プレスクールが、そうした保護者の方たちの入学前の心配や不安等を話し合える場所にもなればと思います。

 プレスクールの案内(日本語、英語、簡体字、繁体字版)は、別府市の協力の元、別府市内すべての幼稚園、保育園に配布されます。

なお、本プレスクール事業は、別府市文化国際課の「外国人留学生地域活動助成金」による活動です。

 

2016年1月13日水曜日

浜松市での取り組み

◆外国人とともに生きる(下)司令塔を設け暮らしやすい社会に:日本経済新聞
浜松市での大学生団体の取り組みが記事になっていました。
外国人子弟の学びの環境づくりも努力の余地が多い。文化の違いから不登校になる心配もある。浜松市では大学生団体の「WISH」が小学校に入る前の子供たちに、登下校や給食など学校生活を体験してもらう5日間の機会を設ける。「ぴよぴよクラス」と名づけ、実際に市内の小学校を使う。
 活動に協力する一般社団法人グローバル人財サポート浜松の堀永乃代表理事は、「保健室がどこにあるか知っているだけで学校になじめるようになる」という。外国人の身になった支援が大切だ。
 教育環境づくりをさらに進め、子弟をグローバル人材に育てる学校もあっていい。サイエンス作家の竹内薫さんは日本語、英語に加え、コンピューターのプログラム言語の3つを同時に教える新しい小学校の設立を準備している。
いろはも、大学生(国際、国内学生)と日本語教師が協働して、来月のプレスクール開催に向けて準備中です。

2016年1月11日月曜日

書初め

多文化中高生交流会(大分人権教育ワークショップ研究会主催)に参加してきました。

「気になるあの子にも声かけて参加してください」の言葉に背中を押してもらい、今回初めて中国からのIちゃんと一緒に。中国語のできない私にとって、ほとんど面識のないIちゃんのご家族に掛け合って小学生の彼女を大分に連れ出すのは大変だったけれど、辞書を片手に、なんとか趣旨を説明して、待ち合わせを約束して。

会場には、他にも中国からの女の子たちがいて、まだ来日して間もないIちゃんに、優しく声かけしてくれていました。Iちゃんの小学校の先生も駆けつけてくださり。あんなに笑顔いっぱいのIちゃんを見るのは初めてで、「日本語を勉強したい」と、はっきりと意思表示していました。

Iちゃんくらいの年頃は、自分の意思もはっきりしていて、親の都合での来日に納得できない状態だと日本語を勉強するモチベーションに欠け、学校での学習についていけないのは言うまでもなく、交友関係も作りにくい場合が少なくありません。Iちゃんも、そんな状態が続いてたのですが、今回の交流会で、自ら「日本語を勉強したい。日本語教室の見学に行きたい」と(中国語で言っているのを訳してもらい)、Iちゃんの気持ちが変わってきたのを感じました。

もちろん、Iちゃんには母語である中国語を大事にしてもらいたいです。その上で、今生活している日本でも生き生きと自分らしく成長していくためのツールとして、日本語を身に付けていってくれたらと思います。やらされるのではなく、自分の意志で。

フィリピンからのMさんと妹のKちゃんも参加してくれました。Mさん、高校卒業を控えて、進路を悩んでいるようでした。書初めで、好きな漢字を書いていいよ、ということで、Mさんが書いた漢字

「生」「笑」「愛」

悩むことなく、この3つの漢字を選んだMさん。これからも周りの人たちと、愛し、愛され、笑顔のたえない人生を歩んでいってほしいと思います。私でよかったら、進路相談いつでも乗るよ~~~