もうすぐ、別府市教育委員会配属の日本語指導員で集まる会があります。今回は、それぞれが担当している子どもたちのレベルチェックの結果を持ち寄ろうという宿題がでています。
主旨はふたつ
① 現在の日本語レベルを複数の人たちで確認、共有し、視覚的にわかる診断結果を、来年度に繋げ、支援が途切れないようにする。
② 学級担任と外部の日本語指導員が会って話をする機会を持つ。
使用するのは「日本語能力チェックシート」
https://www.pref.oita.jp/site/gakkokyoiku/nihongo.html
大分県教育委員会のホームページからダウンロードして使えます。
現在担当している6名の子どもたちの、学級担任の先生と、児童支援の先生と顔を合わせて、この「日本語能力チェックシート」に目を通しながら、該当児童のクラス内での様子などを聞かせていただきました。
取り出しての日本語教室での様子と、在籍クラスでの様子は違うということがお互いにわかったり、在籍クラスでどんなところで日本語の困りがあるのかがわかったり・・・月5時間の取り出しでは、現実、担任の先生とお話する機会はほとんどないので、とても貴重な機会になりました!
大分県ではまだ外部からの日本語指導が入るケースが多いのが現実です。是非、大分県版のチェックシートを活用して、学校との情報共有、連携にお役立てください!
ただし、チェックシートはとても簡易的なもので、詳細な日本語レベルを把握するためには文科省サイトにあるDLAなどの踏み込んだ診断が必要です。DLAを使って診断してみたいけれど、やったことがない、資料が多すぎて難しそうという方は、ご連絡ください!一緒に使ってみましょう。お手伝いいたします。
DLA
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/1345413.htm
立山 mkidsiroha@gmail.com