2019年2月18日月曜日

えんぴつくん

年度末ということもあり、アセスメントにご縁のある日々が続いています。今日は小学1年生のKちゃんのところへ。玄関でばったり会ったので、「おはよう!Kちゃん?」初めてきた先生にびっくりしたのか、いやだったのか、どこかへ隠れてしまいました(汗)手の空いている先生たちが集まって、Kちゃん大捜索!雨の中、軒先の下でまあるくなっているところを発見!でも、動きそうにもなく・・・持って来ていた折り紙で折った小さなえんぴつくんにひと肌脱いでもらうことに。「こんにちは!ぼく、えんぴつくん。Kちゃん、一緒にあそぼう・・・」すると、えんぴつくんに向かって、「いいよ!」

そこからは、2時間、楽しい時間が過ごせました。Kちゃんは、とてもこだわりが強いのだそうで、やりたくないことはやらないようですが、わたしが「これむずかしいよ~~~~」「できなくてもいいよ~~~」というと、負けず嫌いなのか、「やる!やる!」と言い、DLAの語彙のチェックから、作文、読解まで、ペロリと?時々集中が切れながらも、やりきったKちゃん。私の下手な中国語のフレーズに笑顔で反応してくれながら。

「わかる」「できる」がたくさんあれば、2時間でも笑顔でがんばれるんだなぁと。DLAの結果、日本語の力で弱いところはたくさんあることがわかりましたが、ポテンシャルの大きさも同時に感じました。伸びるよ!!Kちゃん。「また来週も来ていい?一緒に日本語の勉強しよう」というと、笑顔で「いいよ!」と指切りしてくれました。

教室まで送ると、休み時間、クラスメイトはみなそれぞれに遊んでいて、一歩教室に入ると、Kちゃん、さびしそうな、居づらそうな、そんな表情にも見えました。まだ日本語でなんでも言えるわけではないKちゃん。これからもっと笑顔が増えるよう、できることを考えたい、そう思いました。

来週もまた、えんぴつくんと一緒に来るね!