2016年4月15日金曜日

学校に行きたくないです

学期はじめになると、こんなメールが届くことがあります・・・
「学校に行きたくないです」
「どうして」と尋ねても、「わかりません」
聞いてみると、明日は遠足なのだそうです。
遠足や、昼休みがつらいのは、寄り添える友だちがいないと感じているということなのでしょうか。
Yちゃんの中学校の先生たちは親身になって、Yちゃんのことを気遣ってくれています。誰がいじわるをするわけでもないのですが、友だちに心を開けないままなのでしょうか。

来日して2年半、初めて春休みに、里帰りしたYちゃん。春休み明けが心配ではありました。私はYちゃんの学校支援に入っているわけでもなく、カウンセリングの知識があるわけでもなく、ただ、Yちゃんの弱音を聞く役しかできません。背中を押したほうがいいのか、がんばらなくてもいいって言ったらいいのか。

つい、話をそらしてしまいました。もうすぐGWだね、って。一緒に、いるか島に行く約束をしました。ゆっくり、Yちゃんの気持ちを聞いてみようと思います。色々吐き出せたら、一歩踏み出せるかな・・・

いろはの活動をしていて思うのは、子どもたちが必要としているのは日本語はあくまでツールでしかなく、その先にあるそばにいる「誰か」と繋がりたいという思いに寄り添って、それが叶うためのサポートをすることなのかもしれません。