2016年5月17日火曜日

校長先生のリーダーシップ

今学期日本語支援に入り始めた中学校では、校長先生が、外国から転入したTくんの教育について、学校全体に目標とビジョンを示しておられます。

また、Tくん受け入れを学校にとってプラスの機会と捉え、国際理解教育、多文化共生できる生徒を育てようという空気を作っておられます。

保護者との連絡方法の工夫(学校文書をメールで送信し、通訳ソフトを活用してもらう)、日本語指導の環境整備(いろはに依頼)、担任を孤立させずチームで支える(学年主任が窓口)など、気が付いたことは先延ばしにせずに対策を講じるという、素晴らしいリーダーシップを発揮しておられます。

こうした管理職の方の工夫と応援で、子どもたちは元気に楽しく学校生活を送ることができるのだということを、感じています。