「気になるあの子にも声かけて参加してください」の言葉に背中を押してもらい、今回初めて中国からのIちゃんと一緒に。中国語のできない私にとって、ほとんど面識のないIちゃんのご家族に掛け合って小学生の彼女を大分に連れ出すのは大変だったけれど、辞書を片手に、なんとか趣旨を説明して、待ち合わせを約束して。
会場には、他にも中国からの女の子たちがいて、まだ来日して間もないIちゃんに、優しく声かけしてくれていました。Iちゃんの小学校の先生も駆けつけてくださり。あんなに笑顔いっぱいのIちゃんを見るのは初めてで、「日本語を勉強したい」と、はっきりと意思表示していました。
Iちゃんくらいの年頃は、自分の意思もはっきりしていて、親の都合での来日に納得できない状態だと日本語を勉強するモチベーションに欠け、学校での学習についていけないのは言うまでもなく、交友関係も作りにくい場合が少なくありません。Iちゃんも、そんな状態が続いてたのですが、今回の交流会で、自ら「日本語を勉強したい。日本語教室の見学に行きたい」と(中国語で言っているのを訳してもらい)、Iちゃんの気持ちが変わってきたのを感じました。
もちろん、Iちゃんには母語である中国語を大事にしてもらいたいです。その上で、今生活している日本でも生き生きと自分らしく成長していくためのツールとして、日本語を身に付けていってくれたらと思います。やらされるのではなく、自分の意志で。
フィリピンからのMさんと妹のKちゃんも参加してくれました。Mさん、高校卒業を控えて、進路を悩んでいるようでした。書初めで、好きな漢字を書いていいよ、ということで、Mさんが書いた漢字
「生」「笑」「愛」
悩むことなく、この3つの漢字を選んだMさん。これからも周りの人たちと、愛し、愛され、笑顔のたえない人生を歩んでいってほしいと思います。私でよかったら、進路相談いつでも乗るよ~~~