2018年7月3日火曜日

外国から来たこどもの気持ち

あさっては、M小学校で授業参観です。今日はそのための3回目の打ち合わせでした。なんの打ち合わせかというと、タジキスタンからのMくんとそのお父さんにスポットライトをあてた授業を作りたいからです。来月には帰国してしまうMくん、4年部の先生方が帰国前にタジキスタンのこと、Mくんのことをクラスの子たちに知ってもらう授業がしたいということから始まりました。

Mくんのお父さんがタジキスタンについてタジク語でプレゼンテーションしてくれ、それをMくんが日本語で説明します。その後、あるゲームをみんなでするのですが、そのゲームのルールはすべてタジク語での説明。クラスの子たちはおそらくちんぷんかんぷんで、ゲームができないでしょう。少しづつ、物を見せることでルールを推測していってもらうのですが、その、「わからない言語で」「どうしたらいいかわからない」ことを体験してもらいたいのです。そんな状態で日々を過ごしてきたMくんの気持ちを想像してもらえたらと。そしてその体験を通して、どんなことを感じたのかを話しあってもらえたらと。

Mくん。ごめんね。本当は、帰国前ではなくて、来日してすぐにできたらよかったね。でも、きっと、Mくんのがんばりを一番そばで見てきたクラスのみんなとだから、今、感じる気持ちをシェアできるいい時間になると思うよ!