2018年3月2日金曜日

新年度の体制

新年度の体制について、考えています。別府市では今年度から日本語指導員派遣が正式にスタートしました。それは大きな前進だと思うのですが、予算の関係もあり、まだとても十分な体制ではありません。私たちいろはの活動のような地域のボランティアとの連携体制をうまく作っていくことが大切ではと思っています。昨年度までは、公的支援がないからやる、という状態だったものから、公的支援では足りない部分を補完できるようなボランティアの仕組み作りへ。いろはが受けている大分県の助成金は最大3年間。新年度は3年目になるので、新年度中にできる限りいい形の体制をと焦りもします。

学校外の活動として誕生した地球っ子わくわく広場も1年を終え、振り返っています。本当に試行錯誤、手探りの1年が過ぎました。評価できるところはさらによりよく、そして、足りない部分は追加していきたい。明らかに足りないのは「子どもに特化した日本語教室」という部分。なので、新年度こそは「多文化理解教室」と「日本語教室」の両輪を実現できるようにと思います。

行政との連携、別府インターナショナルプラザさんとの連携、大学との連携、大学生との連携・・・All別府で、多文化共生を教育の視点でみんなで考えながら走れたらいいなと思います。