2020年7月1日水曜日

学校で母語を使う時間

今年も日本語教室に小さな笹を飾っています。去年も一緒に七夕をした子たちは、ずいぶんな気合の入れようです!今年はたっくさんお願い事をするんだって。「来週、短冊を書こうね」と予告すると、なんと10個も、20個も、お母さんや妹たちの分まで、お願い事をノートに書き出してきました!

去年までは、日本語教室ということで、「~ように」を勉強して、日本語で書いてもらっていました。今年は母語で書こうということに。こんなにうれしそうにと伝えたいことを思うままに書きだしてきた子どもたち。
なんて書いてあるの?「えーっとね、家族みんなが元気でね。」とか、「コロナがなくなるように」とか、「これはね、先生には言えないの、ひみつのお願い!とか(笑)」

日本語の勉強にはならないかもしれないけれど、自分たちの母語を思いっきり使う時間を持つことの意義を感じた瞬間でした。