2016年3月11日金曜日

グローバル人材の原石

今月7日の文部科学省での外国ルーツの子ども支援の有識者会議で、ブラジル生まれの大学生が自らの経験をこう振り返ったそうです。

「必要なのは努力と、家族からのサポートと、周りの環境」

彼女は大学まで進学しているけれど、彼女と似た境遇で高校進学できた友だちは少ないといいます。日本語指導が必要な公立小中学校の子どもは全国で約3万5千人。会議では、学校や自治体の関係者から質問が彼女に集中したそうです。

有識者会議のメンバーの言葉、「日本育ちの外国の子は、多言語が話せて異文化にも対応できるグローバル人材の原石だ」 その原石が光り輝くことができるような支援体制を整えていくべきではないでしょうか。

毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160314/ddm/013/070/054000c

彼女が必要といった「努力」

でも、子どもたちだけの力では乗り越えることはできないたくさんの壁があるということを、周りの人間、少なくとも身近にいる学校の先生たちには理解してもらえたらと思います。