前述したケースのその後のことです。
学校への不信感を募らせているおうちの方、しかし、学期途中から公的な日本語指導員を配置するのは難しい・・・
そんなとき、このブログの「日本語指導ボランティア募集」を見つけてくださり、快くサポートを引き受けてくれた方、救世主到来!と思いました。
しかも、その方はご自身が国際結婚をなさり、二つの言語を生きるわが子をバイリンガルになるための努力を家族で協力し、惜しみなくされ、職業としても日本語教師をされている方。
おうちの方に言語環境と習得について、しっかりお話してくださいました。しかもしかも・・・ボランティアにもかかわらず、毎日のようにサポートに入ってくださることに。
「神様からの贈り物です」と学校の先生も感謝の言葉をもらされていました。
ご自身がわが子を複言語で育てることに努力され、それが実を結んでおられるご家庭は、いろはのような日本語サポートをするグループにご縁がなかなかないというのが現状です。なぜなら、いろはには「日本語、困った!」という方と繋がるためにあるわけですから、当然といえば当然・・・
今回、「救世主」の方からご連絡をいただき、これからは、「母語も日本語もどっちもいい感じ!」のご家族ともたくさん繋がっていけたらいいなとしみじみ思いながら書いています。