2019年7月6日土曜日

配布物のこと

授業参観後にも、おうちの方に集まってもらいました。かばんの中からどっさりでてくるプリントの山。学校から配布されたものばかりではなく、市役所やカード会社などからの郵便物も混ざっています。どれが大切な情報なのか、仕分けしてほしいというお願いです。おうちの方とはライン等で繋がっており、毎日のように配布物の写メも届きます。これは〇〇について。大事じゃないから大丈夫。そんなやりとりをママ友(パパ友?)として繰り返す日々です。しかし、すべてをお手伝いできるわけでもなく、あちらも私の手を煩わせて申し訳ないという気持ちでいっぱいのようです。

日本で子育てをしていて、両親が日本語が読めないということは、かなりの情報弱者になるということをしみじみ思う日々です。

学校から子どもたちは毎日のようにプリントを持って帰ります。先生たちは工夫し、こどもにやさしい日本語で説明したりされています。それ以上、多言語化してね、と簡単にお願いできるものでもなく、長年解決できていない問題のひとつです。おうちの方はスマホのカメラで撮影すればざっくりと英訳してくれる機能を使っています。(かなり間違っていることも多いけれど)訳してみたら、最初のほうはほとんど時候の挨拶でもうそこで力尽きるというパターンも(苦笑)

多言語化へのテクノロジーの進化を待ちつつ、日本語が母語ではない人たちにもわかりやすいやさしい日本語の普及も必要ではないかと思いながら、今日も写メのプリントを説明しています。