2016年7月5日火曜日

ラマダン

 ラマダンが明けました。今回、日本語支援しているムスリムの子どもたち7名は、皆、低学年なので、ラマダンをする(日中、飲食を絶つ)ことはありませんでした。去年日本語支援していた5年生の女の子がラマダンをしていた時は、のどが渇いているだろうし、授業中、声を出させるのを躊躇したのを思い出します。

おうちの方が、ラマダン明けの夕食に誘ってくれました。子どもたちは、ゆでたまごをぶつけあって、割れないほうが勝ちというゲームでスタートしていました。私はイスラム教のことは詳しくありませんが、嬉しいことを分かち合う気持ちの強い人たちだということはよくわかります。

そして、世界では、過激派のイスラム教徒による卑劣なテロが立て続けに起こっていますが、私の今、目の前にいるムスリムの人たちは、そんな事件を心底悲しんでいる人たちであることを知っています。