小2のNちゃん、ラマダンが明けて、初めての給食の時間。持ってきたお弁当を机の上に置いていました。クラスの子たちがそれに気が付き、Nちゃんの周りに集まってきました。
こどもたち「なんでお弁当もってきちょんの?アレルギーなん?」
Nちゃんはまだ来日して数週間で、質問の日本語を理解してお返事することはできません。
わたし「アレルギーじゃないんよ。Nちゃんの宗教では食べられないものがいくつかあるからね。」
こどもたち「しゅうきょうってなんなん?」
わたし「Nちゃんが大事だって信じていること、って言ったらいいかなぁ」
こどもたち「あーわかった!日本のごはん、食べたことなくて、毒がはいっとんっておもっちょんのじゃない?Nちゃん、だいじょうぶで。毒とかはっちょらんち」
・・・小2のこどもたちが、宗教上食べられないもの、お祈り、ヒジャブなど、Nちゃんが大事にしている考えについて、知って、考える工夫はないものか、考えてみようと思いました。