小学校での読み聞かせの時間、『たかこ』という絵本を読みました。
外国からの子どもたちが4名在籍する学校で、「多様性は豊かさ」そんなメッセージ伝わったらいいなという思いを込めて読みました。
絵本の主人公たかこは、ある小学校にやってきた転校生。十二単に身を包み、古語を話し、音楽の時間はびわを鳴らし・・・
「たかこさんて、なにいってるのか わからないよね」
たかこの少し変わった日本語のくちまねが流行り、からかわれるようになってしまいます。そんなある日の遠足で・・・
最後は、「おんなじってうれしい!ちがうってたのしい!」そんなストーリー。
「外国人」が描かれているわけではなく、平安時代からやってきた女の子という設定ですが、マイノリティでいることの気持ちやその周りの子ども達の気持ちの変化が伝わるステキな絵本だと思いました。読み聞かせにいかがですか♪
『ねこのジョン』も周りと少し違うということを本人も周りもあたたかく受け入れていく、そんなストーリーです。