タジキスタンのAちゃんのお父さんから、「担任の先生に話があるんだ」という相談lineが。担任の先生に連絡して、通訳として同席することになりました。昼休み、静かな広い教室に、担任の先生とAちゃんのお父さんと私。なにかお願いがあるのか、困ったことがあるのか、それとも重大な報告があるのか・・・先生も私もドキドキ・・・
その話というのは、「お礼がいいたい」ということでした。4月に1年生として入学したAちゃん、おうちの事情で早退することが多く、その度に、安全を考慮して、家まで支援の先生が送ってくれていたこと、言葉の違いで先生にいろいろ面倒をかけているということ、色々なサポートについてお礼がいいたいとのことでした。
小さい弟くんが病気のため、Aちゃんは早退せざるを得ない状況だったそうですが、弟くんの病気も快復していっていて、もう早退させる必要はありません、との嬉しい報告もありました。
お礼がいいたくて、通訳つきで先生にアポをとったお父さん、意外な展開でびっくりしましたが、どうしても、直接お礼を言いたかった気持ち、ビシビシ伝わってきました。「先生たちも神様も味方してくれているから、私たちは大丈夫だ」と。文化の違いはあれ、ありがとうという気持ちを伝えたいということに、国境などないと改めて感じました。