ひらがなを覚えるということ
こどもたち、ひらがなのお勉強をひととおり終わったけれど、まだ定着していなくて。母語でも書き言葉を学んでいない子たちは、ひらがなをどんなふうに捉えているのでしょう。複数のことばに生きるこどもたちのことばの世界が豊かになっていくことを願ってできるかぎり、あなたの国ではなんというの?と問いかけながら。
ひらがなは、これから学校で子どもたちが読みの世界を歩き出すための大切な地図でもあります。一文字ひと文字が、単なる記号としてではなくて、体験を通じて親しみを持って覚えてくれるといいなと思います。
雨の日たんけん
「みずたまり」「あめんぼ」
教室にやってきた「かたつむり」「あじさい」
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ いっぴき、にひき、1まい、2まい・・・
触りながら、体験や感情とことばが結びついて定着していきますように。