2022年9月15日木曜日

留学生の同伴家族のこどもたちのこと

秋は、留学生のみなさんにとっては出会いと別れの季節でもあります。

留学生の同伴家族として来日したこどもたちも親御さんの卒業に伴って帰国します。

明日は、立命館アジア太平洋大学(APU)の卒業式(学位授与式)

別府にはAPU関係で来日するこどもたちが毎年いて、今回も卒業式後に帰国する子たちがいます。

多言語スピーチ会で、母語のタジク語でも、いちばん強い日本語でもなく、学習中の英語での発表にチャレンジしたウマルジョンくん、そして、スピーチ会の発表に加えて裏方としてサポートしてくれたザイトゥナちゃん、2年半の滞在を終えます。

よかったら、ふたりがしっかり捉えられている動画をご覧ください。

https://community.ctb.ne.jp/bunka/beppu/detail/6799

CTV わくわくトンボテレビで放映されたニュースのアーカイブです(2分程)

「留学生の子どもたちは帰るからそんなに日本語をがんばらなくても・・・」という意見も耳にしますが、日々心も体も成長しているこどもたちにとっては、限られた期間であっても、ことばは成長に欠かすことのできないとても大切なものだと、大きく成長したウマルジョンくん、ザイトゥナちゃんを見て強く感じています。

住み慣れた国を離れて、日本で学業と子育てに励まれたご家族のみなさまにも心より、敬意を表したいと思います。

2年半、全力でたくさんのことにチャレンジしたこどもたちを心から誇りに思います。

さびしくなります・・・