2019年4月4日木曜日

新入学

日本語指導を担当している小学校に、2人の子どもたちがぴかぴかの1年生で入学してきます。ミャンマーとタジキスタンで、ご両親とも日本語でのやりとりが難しいため、入学式前に学校生活のことや、必要な用品、提出書類の作成等を一緒にする会を持ちました。

印象に残ったことは、「この間、幼稚園の卒園式で、おうちの人たちも子どもたちも、おめかししていて。そういう常識があることを知らず、うちは普段着で・・・入学式の服のことや、文化的なこと、説明に書いていない内容を教えてくれたら」と。

私たちの「あたりまえ」は、違う国の「あたりまえ」ではないこと、自分の国の見えない文化的なことを意識するのは難しいかもしれませんが、できる限り俯瞰して伝えることは大事なことだと改めて思いました。

そして、どこの国のパパママも、最初の我が子が小学校に入るということは、わからないことが多くて、不安と期待でいっぱいということ。

これからも、外国からのご家族にとってはいわゆる学校文化の違いを日々感じての生活になるかもですが、押し付けるのではなく、違いを尊重しあえる間柄でありたいです。