2016年8月2日火曜日

グローバルリーダー育成

グローバルリーダー育成塾という、大分県教育委員会が主催する研修事業で、「日本を支え、世界に挑戦する気概と資質を有する大分県下の高校生を対象に、その資質を磨いていこう」という研修が年5回企画されています。その第2回目の研修に声がかかり、大分県内23校157名の高校生たちを対象にワークショップをする機会に恵まれました。午後の約3時間を使い、青年海外協力隊OV4名で3つの分科会に分かれ、協力隊体験談の後、3つの視点を通して「世界と私たちのつながり」についてディスカッションすることをメインとしたワークをしました。「あなたにとってグローバルとは」という問いかけに始まり、ワークショップ後に再び同じ問いかけをしました。ワーク前の問いかけでは、「グローバル」というキーワードに対して「英語」と繋がる回答が目立ちました。そして、ワークを終えた後の全く同じ問いかけに対して「英語」と答えた人はほとんどいなかったように思います。ワークのねらいが伝わったのではないかと思います。

「言葉や文化を超えたつながりを模索すること」
「自分とは関係ない場所など世界に存在しないという気持ちでいること」
「他者を理解しようとする気持ち」
「リスクテイク(失敗や危険を恐れずに行動する)」


正解などないのでしょうが、自分なりの答えは・・・
「白紙の上に絵を描けること」
「自分の存在と、他者とのつながり、自分のいる場所と世界とのつながりを想像できる力」でしょうか。
なにより、このいろはの活動そのものも、グローバルとはという問いかけに対する答えのひとつだと思っています。協力隊員として海外に出た私たちですが、グローバルとは、世界に飛び出すことばかりではないと思っています。

このサイトを訪れてくれているみなさん、あなたにとって「グローバル」とは何ですか?