2015年9月16日水曜日

この2週間で、5家族が帰国しました。5家族共、APUの大学院生のお父さんの同伴での2年間の滞在でした。今朝は、Hちゃん、Iくん、Nちゃん、Mちゃんとのさようなら。2年間、ずっと関わりつづけてきた子たちとのさよならは、さすがに・・・、涙がこぼれました。

「先生、この漢字なんて読むのか教えて」と言って、見せてくれたカードには、「絆~大切な大切なあなたへ~」と書いてありました。同じサッカー部のお友だちからもらったのかな。「きずなってどういうい意味ですか?」「う~ん」と説明に困って、両手をかたく繋いで見せたら、「わかった!ずっと友だちってこと?忘れないってこと?」「そうだね、さようならじゃなくて、どこに行ってもずっと繋がってるってこと」

別れ際に、アフガニスタンの伝統的な衣装をくれました。手縫いのとても色鮮やかな衣装。「これを見て、私たちのことを思い出してください」とお父さん。

アフガニスタンからきたHちゃんたち、本当に、まっすぐで、一生懸命で、優しくて、すぐにくっついてきて。アフガニスタンの挨拶は、肩をぎゅっとするのだとか。私は武器を持っていません、敵ではありません、と。おうちの人が、日本は安全でいいと言っていました。国へ帰っても元気で。そして、ここでできた「絆」はいつまでもどこにいっても、つながっているよ。シュクラン!