別府市の小・中学校の始業式は4月20日です。新しく入学してくる子どもたちの中には日本語指導が必要な子たちがいます。現在の公的な日本語指導体制はまだ限定的なため、ボランティアでサポートしてくれる方の存在が求められています。
小・中学校で在籍学級に入り、子どものそばでやさしい日本語への置き換えや、母語でのサポートができる方(現在把握している子たちの母語はウルドゥー語、ベトナム語、英語、中国語)
学生の方も大歓迎です。興味のある方、ご連絡お待ちしております。
mkidsiroha@gmail.com(立山まで)
中国からの留学生から連絡がありました。
「今、中国にはマスクがたくさんあります。先生にあげたいです。」
お世話になった先生たちで使ってほしいと、100枚もののマスクを持ってきてくれました。Sくんは、いつも一番前の席で授業を受ける熱心な学生さんでした。2か月ぶりに会うSくんは、ますます色白になっている感じでした。春休みは中国に帰らず、アルバイトもなくなって、ずっと家にいるのだそうです。
中国からの留学生ということで、日本で肩身の狭い思いをして過ごしているのかもしれません。そんなSくんが、わざわざ中国の家族に頼んでマスクを送ってもらってこうして日本語の先生たちにと渡しに来てくれたこと。マスクよりもなによりも・・・その気持ちがとても嬉しかったです。
これから新学期に出会う留学生たち、こんな大変な状況の中、異国での新生活をスタートする彼らのそばで、微力ながら誠心誠意、できることに全力を尽くそうと思います。