2021年3月12日金曜日

国際まつり

 こどもたち4人と「国際まつり」を企画しました。テーマは「おんなじってうれしい!ちがうってたのしい!」です。この1年間の学習発表という思いも込めて。こどもたちはクラスのお友だちや先生たちに見てもらいたいという気持ちで、一生懸命、日本と自分たちの国の「おんなじ」や「ちがう」を見つけて、言葉にしてくれました。

国際まつりを紹介するために、朝の時間をもらって、校長室からZoomで「国際まつりに来てね」のPRと、タジキスタンの文化紹介(じゃんけん、色クイズ、あたまかたひざぽん、あいさつやってみよう)のためにつくった動画を流しました。

校長先生が冒頭に言ってくださったメッセージ「みなさん、想像してみてください。みなさんは自分が生まれた日本という国に暮らしています。おうちの人がある日突然、言葉も習慣も違う国に住むことになったといって、言葉も習慣も違う学校に通うことになったら・・・お友達と話すことばがなかったら・・・(中略)是非、自分たちとのちがいやおなじところをわかって、うけとって、自分たちが一緒になってできることはなんなのか、考える機会になったらと思います。」こどもたちに伝わったら嬉しいです。
















2021年3月4日木曜日

日本語学習教材無償配布のお知らせ

 

先日、地元の大学の先生から「日本語を勉強している子どもたちに何かできることがあれば」というご相談を受けました。そして、子どもたち用のテキスト提供のサポートをしてくださることになりました。
改めて、さまざまな立場の方の気持ちや行動が、子どもたちの可能性を広げることに繋がるということを感じています!

そして、今回の日本語学習のテキスト提供という取り組みを、NHKの方々が昨日、今日と2日間連続で報道してくださいました。


映像にある勤務先の小学校には毎年のように日本語指導が必要な子どもたちが転入してきます。

今回、テキスト提供を軸としたニュースのため、テキストが一人一冊ないことが課題として取り上げられていますが、個人的には、これを見た人たちが、教室や日本語教室で…ああ、こんなふうに学校で頑張ってる子がいるんだな、という様子を見て、関心を持つ人が増えて、いろいろな方向からよりよい体制に繋がっていったらいいなと願います。

ちなみに週1日の指導員である私が長く映像に映ってしまっていますが… 日々、お友だち、担任の先生、児童支援の先生、いきいき支援員の先生、翻訳支援の先生、事務の先生、給食の先生…たくさんたくさんの方たちのおかげで子どもたちの今があること、申し添えておきたいです。

また、今回の報道が、テキスト提供がないことを非難しているような捉えられ方がされないことを祈ります。

日本語指導員として私はおそらく子どもや保護者のつぶやきやため息、笑顔や驚く顔を、目の前で見る立場です。映像に出ていた女の子が1年前、こんにちはも知らずに校長室で初対面で泣いた姿も、学校は好きじゃない、帰りたいという言葉も、怒りや悔しさで大声で叫んだ姿も、一人ぼっちで休み時間教室に座っている姿も…見てきたのに、いざメディアの方に「課題は何ですか」と聞かれると、うまく答えられませんでした…今もまだ考えています。みなさんならどんな風に答えますか。

少なくとも、自分が気づく課題があって、自分ではどうにもできないことであれば、諦めたり、内側だけに留めておかずに伝えることをしていこうと思いました。今回、メディアの方たちがそんな声を拾ってくださったこと感謝しています。

4月から日本語学習テキストを無料で提供していただけるとってもありがたいプロジェクトにも感謝するばかりです。是非、ご活用ください♬
詳しくはこちらをご覧ください!
 

別府市 日本語指導員
立山愛

2021年2月18日木曜日

多言語スピーチ会

 多言語スピーチ会を開催します!

こどもたちの「ことば」で、こどもたちの「きもち」を話します。聴きにきてください。

普段、日本語教育やこどもに関わることのない方も聴きにきてもらえたらうれしいです。 


申込みはこちらから 視聴申込〆切:2021年3月5日 https://forms.gle/g6NQreANdcjF8fXz9 あったかい会になるよう、心を込めて準備します!


 



2021年1月24日日曜日

輝いて

 「今度、コンサートするのでよかったら見に来てください!」

中学生のとき2年間、一緒に日本語を勉強してきたBくん。高校2年生になり、同じ高校のお友だち4人でバンド活動をしているというBくんのライブに行ってきました。(コロナ対策がっつりのライブハウスで~)あのシャイなBくんがライブ!?想像できませんでした。

会場の入り口で待っていてくれたBくん。

「先生、来てくれてありがとうございます。」

もう見上げるくらい背が伸びてました!

そして・・・ステージの上で、リードギターを担当するBくんのまぶしい姿に、胸がいっぱいになりました。

会場に来ていたBくんのお父さんといろいろお話できました。

「中学の頃は天文学者になりたいって言ってたの思い出しました。」というと、「高校でも物理が好きですよ」といって、最近の学校の成績の話になり・・・なんと物理だけでなく、化学と英語と地理・・・学年で1位!一番苦手という国語、27位/116人!

バンドだけでなく、部活も、学業も・・・全力で生きているBくん。学校の先生情報によると・・・すごくモテているようです!ファンらしき女の子たちがステージを見つめていました(青春!)内側から輝いているからだって、すごく納得しました。

これからも生き生きと輝いて。またライブ見に行くね。



2021年1月20日水曜日

多文化に生きるこども多言語スピーチ会

 多文化に生きるこども多言語スピーチ会のお知らせです!

2021年3月7日(日)13:30~15:00(Zoom開催)

多文化に生きる子どもたちが自分たちの気持ちに向き合い、気持ちに輪郭をつけ、それを言葉にして誰かに伝える機会になればと思います。聞く人たちにとっても、日本で暮らす外国につながるこどもたちの気持ちに触れ、気づきや学びの場になったら嬉しいです。発表申込み・視聴申込み、待っています♪
発表申込〆切1月31日 https://forms.gle/G543WV8wtcQH12K86
視聴申込〆切2月28日 https://forms.gle/g6NQreANdcjF8fXz9
わからないことがあったらメッセージください(^^




絵本からのメッセージ

 小学校での読み聞かせの時間、『たかこ』という絵本を読みました。

外国からの子どもたちが4名在籍する学校で、「多様性は豊かさ」そんなメッセージ伝わったらいいなという思いを込めて読みました。

絵本の主人公たかこは、ある小学校にやってきた転校生。十二単に身を包み、古語を話し、音楽の時間はびわを鳴らし・・・

「たかこさんて、なにいってるのか わからないよね」

たかこの少し変わった日本語のくちまねが流行り、からかわれるようになってしまいます。そんなある日の遠足で・・・

最後は、「おんなじってうれしい!ちがうってたのしい!」そんなストーリー。

「外国人」が描かれているわけではなく、平安時代からやってきた女の子という設定ですが、マイノリティでいることの気持ちやその周りの子ども達の気持ちの変化が伝わるステキな絵本だと思いました。読み聞かせにいかがですか♪

『ねこのジョン』も周りと少し違うということを本人も周りもあたたかく受け入れていく、そんなストーリーです。

2021年1月5日火曜日

冬休みの宿題

 「冬休みの宿題をみる会を持ちませんか」小学校の先生から声をかけてもらいました。とても嬉しくて。7年前は学校でというアイディアもなくて、宿題を一緒にできる無料の場所を探して、観光案内所のスペースを貸してもらい、ボランティアで先生も募っていました。こうして学校で先生たちとできるのがこどもたちにとってなにより安心だと思います。

長期休みの宿題は、結構まとまった量があって、自力では日本語がわからないものがあるのはもちろんですが、宿題の指示そのものも理解できない場合も多いです。両親が外国の方だと、子どもの宿題をみることもできません。

でも、それに対して担任の先生がなにか工夫をするというのも難しく、「宿題、できなくても仕方ない」という流れに陥りがちだなと思います。子どもは、それを喜ぶというより、クラスの子と同じ宿題ができないことに取り残されたような気持ちを抱いているように思います。

1月4日、宿題とお弁当を持って、元気に登校!休み時間には福笑いやおみくじでちょっぴりお正月紹介。「3学期おみくじ」には「新しい友達ができます」「みんなの前で発表してほめられます」「成績が上がります」などなど(神様ではなく私が)書いたのですが、真剣に喜んでくれて。どうかこのおみくじが当たりますように!新しい年も、子どもたちが笑顔で元気に過ごせますように。