「漢字、きらい!」というSちゃん。日本語でのおしゃべりがとても上手になってきましたが、読み書きはまだまだ。特に、漢字のハードルは高いと感じているようです。
今日は、漢字にスポットをあてて過ごしました。漢字の成り立ちクイズや、漢字のビンゴを、へんやつくりをヒントにやりました。「楽しかった!また来週もやりたい!」と笑顔のSちゃん。漢字、たくさんあって大変だけど、コツをつかんでわかるようになってきたら、好きになってくれるかな♪

今年も日本語教室に小さな笹を飾っています。去年も一緒に七夕をした子たちは、ずいぶんな気合の入れようです!今年はたっくさんお願い事をするんだって。「来週、短冊を書こうね」と予告すると、なんと10個も、20個も、お母さんや妹たちの分まで、お願い事をノートに書き出してきました!
去年までは、日本語教室ということで、「~ように」を勉強して、日本語で書いてもらっていました。今年は母語で書こうということに。こんなにうれしそうにと伝えたいことを思うままに書きだしてきた子どもたち。
なんて書いてあるの?「えーっとね、家族みんなが元気でね。」とか、「コロナがなくなるように」とか、「これはね、先生には言えないの、ひみつのお願い!とか(笑)」
日本語の勉強にはならないかもしれないけれど、自分たちの母語を思いっきり使う時間を持つことの意義を感じた瞬間でした。
「少し先を生きている先輩」といえば。同じ小学校に、来日時期が1年くらい差がある子たちがいます。彼らは母語が同じです。それで、先に来日して日々を過ごしている子に、「きもちをあらわすことばポスター」を作ってもらうことに。日本語と母語を書き込んでもらいました。
まだ日本語で自分の思っている気持ちを伝えることはできない子たちに、このポスターが役立てばいいなと思います。作ってくれた側も、とても嬉しそうでした。
高校生と中学生が繋がったときのように、同じような立場で日々を過ごしている子たち子同士だからこその学びや共感は、大きいなって、すぐそばで見ていて感じました。
中2、中3を担当している日本語のM先生。長い休校後、学校を休みがちだと心配しておられました。そして、高校進学の話題になり、同じく小学校の高学年で来日し、今高校に通っているBくんやRちゃんと話せる機会があれば、ということに。
中2、中3、高2、小6の妹ちゃんも同席で、5人の子どもたちと私たち日本語教師ふたりで会いました。2時間くらいがあっという間に経ちました。
受験までのこと、受験の試験や面接でのこと、高校の種類のこと、高校に入ってからのこと、高校卒業後の進路のこと、お互いの国のこと、趣味でやっていること・・・最初は緊張気味でしたが、だんだん打ち解けて、いい雰囲気でいろんなお話ができました。
外部から通う日本語教師が子どもたちと時間を共有できるのは限られた時間だけで、進学のことも、中学校の先生のようにはわかりません。こうやって、外国から来た子たち同士を繋げることは小さなことかもしれませんが、少し先を生きている、進学の壁を越えた子たちの声を直接聞けたことが役に立てばと願います。
来日して1年9か月になるAちゃん。生活言語がすっかり上達して、それだけでなく、毎日の漢字や音読にもしっかり取り組み、授業でもわからないことが少ないがんばり屋さんです。
そんなAちゃんでも、まだまだ知らないことばはたくさんあります。今日は、きもちをあらわすことばを紹介して、理由を言うときの「~て」と組み合わせて文を作る練習をしました。
Aちゃんが知らなかったことばは、なつかしい、せつない、感激する、夢中、満足、落ち込む、あきれる・・・などでした。Aちゃんが作った文、「わたしは日本語が全然わからなかったのに、今はいっぱい話せるようになって、不思議です!」そして、「先生、すごいね、わたし、日本語全然わからなかったのに、先生どうやってこんなに私のこと話せるようにしたの?」と大真面目な顔をして不思議がるAちゃん(笑)
「先生がすごいんじゃないよ、Aちゃんやまわりの友だちが、たくさんがんばったからこんなに話せるようになったんだよ!」
止めなければ、ずっとずっと日本語でおしゃべりを続けられるくらいに成長したAちゃん。わたしがつくった文、「Aちゃんがこんなに成長して、感激しました。」
コロナでずっと開催できずにいる地球っ子わくわく広場。いろいろな国のことばで書かれた短冊がたなびく笹の木が今年も見たい。でも、子どもたちを集めることは今はむずかしい。
そこで、6月28日、短冊や飾りを持ち寄ってもらうことにしました。笹の木に自分で飾り付けしてもらって、ささやかながら、スタンプラリーを楽しんでもらって、おかしをプレゼントする企画です。
みんなのお願い事がお星さままで届くよう・・・はりきって飾りを作ります☆
マスクをつけて、お友達とは別々に・・・短冊を持ってきてね!
→6月28日 たくさんの子どもたちが来てくれて、胸がいっぱいになりました!!
受付に名前を残してくれた人たち・・・66人もあったそうで。久しぶりの再会、限られた時間だったけれど、本当に嬉しかったのと、わくわくが、会いに来たくなるような場所なのかもしれないって思えて、すごく元気をもらいました。わくわくという居場所、みなさんでよりよいものにしていけたらと改めて。お星さま、見守っていてください!!
Yくんと2時間取り出し授業。1時間は算数の教科書を語彙を確認しながら、例題を見て、問題を解いて理解を確認、をくりかえしました。今日は整数と小数という単元で、数字が多いため、言語的ハードルは低く、理解できてすっきりした顔でした。
次の時間は、先週の動詞文の続き。
最初に、動詞の絵カード、時の文字カードで、言葉を確認&ふやして、それから質問カードを見せると・・・「わかる!」といって、一生懸命ことばを探すように答えて、「もっと!(質問して)」。動詞の絵カードも、まだ持ってるでしょう?もっと教えてよ、そんな顔でした。
「わかる」は「うれしい」、「わかる」は「自信」・・・小さな「わかる!」をたくさん積み重ねていきたいです。