2025年10月12日日曜日

おんなじってうれしい、ちがうってたのしい

 小学校の生活科の時間を使ってこどもたちは約1か月かけて「べっぷ万博」を準備し、無事に開催されました。担任の先生を中心に、こどもたち、保護者、国際教室が手をつないで、とても素敵な万博になったと思います。大きな協力をしてくれた多文化ファミリーにお礼の気持ちを込めて💕

Dear parents 💐 

🇯🇵
おうちの方たちのお力添えのおかげで、子どもたちによる「万博」が昨日無事に終わりました。みなさまが最初にそれぞれの国のことを紹介してくれたおかげで,子どもたちは世界をとても身近に感じて、意欲的にパビリオン作りを楽しむことができたと思います。この活動を通じて、クラスに外国にルーツのある子どもたちがいるということを、クラスメイトはとても誇りに感じてくれたと思います。国際教室の子たちの日本語が上達することも大切だと思いますが、それよりなにより、自分たちのアイデンティティを本人も、周りの友達も尊重しあえることがなにより大事だと思っています。これからも、子どもたちが生き生きと学校生活をおくれるよう、工夫していきたいです。みなさまとの出会いに感謝しています。


Thank you very much to parent’s kind support, the children’s “Expo” successfully came to an end yesterday. Because the parents introduced each of their countries at the beginning, the children were able to feel the world much closer to them and truly enjoyed creating their pavilions with great enthusiasm.
Through this activity, I believe the classmates felt proud that their class includes many children with roots in different countries. Of course, it is important for the children from abroad to improve their Japanese, but above all, I believe it is most important that they — and their friends — respect and value each other’s identities.
We will continue to find ways to make sure all the children can enjoy their school life with confidence and joy. I am truly grateful for the encounter with all of you.

🇻🇳
Nhờ có sự hỗ trợ và giúp đỡ của tất cả mọi người, “Triển lãm Thế giới” do các em nhỏ thực hiện đã kết thúc tốt đẹp vào ngày hôm qua.
Nhờ việc các phụ huynh đã giới thiệu về đất nước của mình ngay từ đầu, các em đã cảm nhận thế giới gần gũi hơn và rất hào hứng khi cùng nhau tạo nên các gian hàng của mình.
Qua hoạt động này, tôi tin rằng các bạn trong lớp cảm thấy tự hào vì lớp mình có nhiều học sinh có nguồn gốc từ các quốc gia khác nhau.
Tôi nghĩ rằng việc các em đến từ nước ngoài cải thiện tiếng Nhật là điều quan trọng, nhưng quan trọng hơn cả là các em – cũng như bạn bè xung quanh – biết tôn trọng và trân trọng bản sắc của nhau.
Chúng tôi sẽ tiếp tục tìm nhiều cách để các em có thể vui vẻ, tự tin và tràn đầy sức sống trong cuộc sống học đường.
Tôi thật sự biết ơn vì đã được gặp gỡ và đồng hành cùng tất cả mọi người.

🇵🇭
Dahil sa tulong at suporta ng lahat, matagumpay na natapos kahapon ang “Expo” na ginawa ng mga bata.
Dahil ipinakilala ng mga magulang ang kani-kanilang mga bansa noong umpisa, mas naramdaman ng mga bata na malapit sa kanila ang buong mundo, at masigla nilang ginawa ang kanilang mga pavilion.
Sa pamamagitan ng gawaing ito, naniniwala ako na ipinagmamalaki ng mga kaklase na marami sa kanilang klase ang may pinagmulan sa iba’t ibang bansa.
Mahalagang matuto ng wikang Hapon ang mga batang galing sa ibang bansa, ngunit higit sa lahat, naniniwala akong mas mahalaga na silang lahat — pati ang kanilang mga kaibigan — ay nagmamahalan at nirerespeto ang pagkakakilanlan ng bawat isa.
Patuloy naming pagsisikapan na maging masaya, kumpiyansa, at masigla ang mga bata sa kanilang buhay sa paaralan.
Lubos akong nagpapasalamat sa pagkakilala at pagkakasama ko sa inyong lahat.

🇵🇰
سب کے تعاون اور مدد سے بچوں کی “ایکسپو” کل بخیر و خوبی مکمل ہو گئی۔
والدین نے جب اپنے اپنے ممالک کا تعارف کروایا، تو بچوں نے محسوس کیا کہ دنیا ان کے بہت قریب ہے، اور انہوں نے بڑے شوق اور جذبے کے ساتھ اپنے پویلین تیار کیے۔
اس سرگرمی کے ذریعے، مجھے یقین ہے کہ بچوں نے فخر محسوس کیا کہ ان کی کلاس میں مختلف ممالک سے تعلق رکھنے والے بچے ہیں۔
یقیناً غیر ملکی بچوں کے لیے جاپانی زبان سیکھنا اہم ہے، لیکن اس سے بھی زیادہ ضروری یہ ہے کہ وہ خود اور ان کے دوست ایک دوسرے کی شناخت اور انفرادیت کا احترام کریں۔
ہم کوشش جاری رکھیں گے کہ تمام بچے خوشی، اعتماد اور جوش کے ساتھ اپنی اسکول کی زندگی گزار سکیں۔
میں آپ سب سے ملاقات اور تعاون پر دل کی گہرائیوں سے شکر گزار ہوں۔

🇧🇩
সবার সহযোগিতা ও সহায়তায়, শিশুদের তৈরি করা “এক্সপো” গতকাল সফলভাবে শেষ হয়েছে।
অভিভাবকরা যখন তাদের নিজ নিজ দেশের পরিচয় দিয়েছিলেন, তখন বাচ্চারা পৃথিবীকে আরও কাছের মনে করেছে এবং আনন্দ ও আগ্রহ নিয়ে নিজেদের প্যাভিলিয়ন তৈরি করেছে।
এই কার্যক্রমের মাধ্যমে, আমি বিশ্বাস করি যে সহপাঠীরা গর্ব অনুভব করেছে যে তাদের ক্লাসে বিভিন্ন দেশের শিকড় থাকা অনেক বন্ধু রয়েছে।
বিদেশ থেকে আসা বাচ্চাদের জন্য জাপানি ভাষা শেখা অবশ্যই গুরুত্বপূর্ণ, কিন্তু তার থেকেও বেশি গুরুত্বপূর্ণ হলো তারা এবং তাদের বন্ধুরা যেন একে অপরের পরিচয় ও স্বকীয়তাকে সম্মান করে।
আমরা চেষ্টা চালিয়ে যাব যাতে সব বাচ্চা আনন্দ, আত্মবিশ্বাস ও উৎসাহের সঙ্গে তাদের স্কুল জীবন উপভোগ করতে পারে।
আপনাদের সঙ্গে এই সুন্দর সাক্ষাৎ ও সহযোগিতার জন্য আমি আন্তরিকভাবে কৃতজ্ঞ।

🇱🇰
ඔබ සැමගේ සහයෝගය සහ උදව් හේතුවෙන්, ළමයින් විසින් සංවිධානය කළ “ප්‍රදර්ශනය” ඊයේ සාර්ථකව අවසන් විය।
මව්පියන් තම රටകള ගැන පළමුවෙන් හඳුන්වා දුන් නිසා, ළමයින් ලෝකය තමන්ට ඉතා සමීප බව හැඟුනු අතර, උනන්දුකම සහ සතුටින් තමන්ගේ පවිලියන සාදන්නට හැකි විය।
මෙම ක්‍රියාකාරකම හරහා, පංතියේ අනෙක් ළමයින්ට විවිධ රටවල මූල පසුබැසීමක් ඇති මිතුරන් සිටීම ගැන ගරුභාවයක් ඇතිවී ඇති බව මට විශ්වාස වේ।
විදේශයෙන් ආ ළමයින්ට ජපන් භාෂාව ඉගෙනීම වැදගත් නමුත්, ඒකට වඩා වැදගත් වන්නේ ඔවුන් සහ ඔවුන්ගේ මිතුරන් එකිනෙකාගේ අනන්‍යතාවය ගෞරවයෙන් පිළිගැනීමයි।
සෑම ළමයෙකුටම විශ්වාසයෙන් හා සතුටින් පාසල් ජීවිතය ගත කළ හැකි පරිදි අපි ඉදිරියටත් උත්සාහ කරමින් සිටිමු।
ඔබ සැම සමඟ හමුවී එකට වැඩ කළ හැකි වූයේ ගැන මම හෘදයාංගමව කෘතඥත්වය පළ කරමි।



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2025年7月22日火曜日

たげんごであそぼ

 夏休み、こどもたちのために素敵なイベントをAPUの学生団体「Day Wander」さんが企画してくれています♪。多言語交流イベント「たげんごであそぼ」は、小学生たちに言語や多文化に触れる楽しさを体験してもらうことを目的としているそうです。 多文化に自然に触れ合える人があふれる別府のまちづくりへの一助になりたいと語ってくれました。 


日本語、英語、そして国際生の母国語の3言語を使用しながら、アクティビティを通じて交流を行う内容だそうです。 

事業名: たげんごであそぼ 実施期間: 2025年8月6日、13日、20日、27日の計4回 
時間: 各日2回開催(14:00~15:00、15:30~16:30。27日のみ15:00~16:00、16:30~17:30) 
実施場所: 割烹旅館ゆめさき内ラウンジ(〒874-0826 大分県別府市鶴見園町5組の1) 
対象: 別府市に通う小学生 
参加費: 初回のみイベント保険料として300円
 申し込み方法は添付のチラシをご覧ください。

 問い合わせ先 Day Wander 代表:砂川 魁さん 
 メール:support@dwander.com 

 先日の選挙では、「日本人」「外国人」が線引きされるような言葉が注目され、社会が分断されていく不安を感じました。 「たげんごであそぼ」のような草の根の活動に触れ、これからを担うこどもたちが国籍や言語で線を引くことのない社会をつくっていけるようにと願います。 ぜひ、学生さんの素敵なチャレンジを応援してください。 


2025年6月15日日曜日

ひらがなを覚えるということ

こどもたち、ひらがなのお勉強をひととおり終わったけれど、まだ定着していなくて。母語でも書き言葉を学んでいない子たちは、ひらがなをどんなふうに捉えているのでしょう。複数のことばに生きるこどもたちのことばの世界が豊かになっていくことを願ってできるかぎり、あなたの国ではなんというの?と問いかけながら。

ひらがなは、これから学校で子どもたちが読みの世界を歩き出すための大切な地図でもあります。一文字ひと文字が、単なる記号としてではなくて、体験を通じて親しみを持って覚えてくれるといいなと思います。

雨の日たんけん
「みずたまり」「あめんぼ」
教室にやってきた「かたつむり」「あじさい」

ひとつ、ふたつ、みっつ・・・
いっぴき、にひき、1まい、2まい・・・
触りながら、体験や感情とことばが結びついて定着していきますように。






2025年6月13日金曜日

地球っ子わくわく広場 七夕~みんなで願おう、世界の平和とこどもたちの未来~

世界では今もなお、紛争や戦争など心を痛めるニュースが続き、平和の尊さを改めて感じさせられる日々です。

「地球っ子わくわく広場」では、世界のこどもたちの幸せと、誰もが安心して暮らせる社会を願って、今年も七夕イベントをします。

別府の有名な温泉、竹瓦温泉で七夕飾りを作ります。
みんな是非、短冊や飾りを作りにきてください☆彡

6月21日(土)13:00~14:30
竹瓦温泉(ゆめタウンのちかく)

主催:ビービズリンクBIP事業部
問い合わせ:0977-75-8716


2025年4月22日火曜日

保健室の先生のあたたかい配慮

 「心臓検診のお知らせ、保護者からお問い合わせがあるかもです(^^) 」というメモ付きで、心臓検診実施計画書と英語版の問診票、保健室の先生からいただきました。とても大切なお知らせなのですが、専門用語が多いので保護者の方にとってとてもありがたい配慮だと思います。感謝です!!


 

2025年4月21日月曜日

授業参観

 新年度はじまってすぐの授業参観

まだ今月来日したばかりのNさんには国語の授業はむずかしいので、国際教室で日本語の授業をすることに。お父さん、お母さん、おじさんが授業参観に来てくれ、教室に日本人はわたしだけ。こんなにキラキラとペルシャ語で楽しそうに話すNさんの姿に、ああ、いつも日本語ばかりの日々で、本当はこんなにおしゃべりが好きで、たくさんお話したいんだろうな、と思いました。

Nさんの学校でのがんばりをみてもらうべく、覚えてきたことばや、漢字など、できるかぎり披露してもらいました。Nさんがほこらしげな表情で、漢字をこんなに知ってるんだよと伝えている様子がほほえましくて。

覚えたての曜日の絵カードを見せながら私に、タブレットを使って、「木曜日と金曜日は、閉鎖」と伝えてきました。Nさんの国では、木曜と金曜、学校が休みのようで、土日が週末なのは世界中どこでもそうだと思い込んでいた私にはとても新鮮な驚きでした。

これからもNさんの国のいろんなこと、教えてもらいたいなと思います。




ごめんなさい

 授業参観は5時間目で、その直前の昼休みのこと

Bくんが、「先生!スマホかして!」と慌てた様子で駆け寄ってきました。

「今日が授業参観って、親、知らんと思う」急いで電話をして、ぎりぎりセーフ、お母さんが駆けつけてくれました。

おなじく、Mちゃんが、「お母さん、今日来てくれるかなぁ」と言ったので、わ~!と慌ててお母さんに電話をすると、授業参観ということをご存じなく、「今から行きます!」

Bくんは日本生まれ日本育ちで、Mちゃんもすっかり日本語が上手になって、とくに国際教室で勉強していなくて、気が回らなくて・・・おうちの方にとって日本語の配布物から大事な情報をつかみ取るのは難しいということを改めて痛感しました。

授業参観は、こどもたちにとって、おうちの人たちにがんばりを見てもらう大切な日。

連絡を忘れないようにしなきゃ・・・ごめんなさい!!

2025年4月20日日曜日

ぴかぴかの1年生とやさしい日本語

 ぴかぴかの1年生が入学しました。日本を含めて、8つの国につながる子どもたち。校庭の桜と新6年生たちが、優しく出迎えてくれました🌸





たくさんの配布物、日本語で書かれているので説明に追われていると、担任の先生が、クラス便りは「やさしい日本語にしましょうね」と。入学式に保護者のみなさんにそのことを伝えてくれました。1年生のおうちの方にとってクラス便りは、毎日の日課表や持ち物、下校時間、行事というもらせない情報が詰まった大切なプリント。やさしい日本語でかいてくれたら、きっと、どの保護者にとっても「優しい」情報源になると思います。あたたかいスタートです!



地球っ子わくわく広場 5月 お勉強会

 5月のわくわくは、お勉強会でした。イランからきたばかりのYくんと、日本で生まれ育ったイランルーツのAくん、同じ小学5年生!お互いにちょっと恥ずかしそうに、ペルシャ語でご挨拶。いつのまにか打ち解けて、休み時間には大縄跳びや神経衰弱を楽しそうにたのしむ姿、すてきな出会いの場になったみたいでうれしいです♪






2025年3月21日金曜日

お花見🌸

 お花見をしましょう🌸

毎年、たくさんの笑顔、ことば、いろんな国のおいしいものが集まる、べぷはちさんの春のお楽しみイベントです。



2025年2月23日日曜日

バングラデシュ出身の児童「楽しかった1年に感謝」卒業を前に異文化伝える授業企画

 合同新聞さんが掲載してくださった記事をシェアします。

バングラデシュ出身の児童「楽しかった1年に感謝」卒業を前に異文化伝える授業企画


小6の春にバングラデシュから来日したMくん、日本語ゼロからのスタート
国際教室でワールドフェスティバルを開催することになり、どんなことをしたいか話し合いの中で卒業前に、「大好きなクラスメイトや担任の先生にありがとうの気持ちを伝えたい」と。
そこで、Mくん、いつもみんなにいろいろ教えてもらっているから、自分が国で好きだった遊びを紹介して楽しい時間をプレゼントしたいと。
優しいMくんらしいです。
いつもサポートに来てくれている大学生ふたりと一緒に「カバティをしよう」ワークショップの授業をしてくれました。カバティは、とってもハラハラドキドキする「究極のタッチ返し鬼ごっこ」、クラスメイトと一緒に笑い声いっぱいの時間になりました。
最後のスピーチでありがとうの気持ちをベンガル語と英語で、大学生サポーターのふたりが日本語で訳して伝えてくれました。

中央小には多様な文化的・言語的背景を持つこどもたちが多く在籍しています。
クラスメイトには、いろいろな国につながる仲間がいて、それぞれに言語や大切なものがあること、違いを尊重し、理解し合うことは、時には難しいこともあると思います。でも、そんな多様性を大切にすることで、こんなにたくましく、思いやりのあるクラスになれるんだということを、見せてくれました。そんな中央小のみんなを心から誇りに思います。
さまざまな個性や価値観が集まって、素晴らしいチームになったことを忘れずに、自信を持って未来をひらいていってほしいなと思います。
中学生活が笑顔いっぱいの日々になりますように。



2025年2月1日土曜日

ラマダーンのこと

ムスリムのこどもたちと過ごすみなさま

別府にはモスクがあり、たくさんのムスリムの子どもたちが暮らしています。今年のラマダーンはいつかな?と気にされている方もいるかと思います。ラマダーンはいわゆる断食(日が出ている間飲食をしない)、ムスリムの子たちでラマダーンをする年齢の子たち(年齢も地域や家庭によって異なると思います)は学校で給食の時間、静かに過ごせる部屋を用意したり、体育や遠足のときの配慮が必要な場面などがあります。ムスリムのこどもたちの大切していることについて知ることも大切にしたいという思いを込めて、以下、こどもメールでいただいた情報をシェアいたします。

今年もあと1か月後にイスラーム暦第9月(ラマダーン月:断食月)が始まります。日本では明日(1月31日)からヒジュラ暦第8月(シャアバーン月)が始まります。シャアバーン月の29日目(2月28日)の夜、新月が観測されれば、ラマダーンは3月1日(土)から始まります。新月が観測されなければ、3月2日(日)がラマダーン初日になります。

ラマダーン月は29日間または30日間です。

イード・ル・フィトル(断食明けのお祭り)については、ラマダーン月の29日目(3月29日または30日)に新月が観測されれば、翌日がイード・ル・フィトル(断食明けのお祭り)となります。今のところ、イードの可能性は3月30日(日)、31日(月)、41日(火)のいずれかです。ラマダーン月(3/1または3/2)が始まれば、2つの候補日に絞られます。

なお、トルコでは天文学的にヒジュラ暦が制定されているので、日本に在住するトルコ人の方はトルコの暦で生活していらっしゃる方も多いです。トルコのヒジュラ暦での今年のラマダーン初日は31日、イードは330日に確定しています。

トルコでは天文学上の暦に従って生活していますので、日本に在住するトルコ人はトルコの暦に従い、3月1日(土)から3月29日(土)までをラマダーンとして断食する方が多いです。トルコ系の東京ジャーミイのイードの礼拝も3月30日(日)に行われます。

 それ以外のほとんどのイスラーム圏はスンナ(預言者ムハンマドの慣行:ハディースにも記述あり)に従い、毎月ヒジュラ暦の29日目に目視で新月を確認して、新しい月の始まりが確定します。国や地域によって、新月が確認できるか否かまちまちなので、ラマダーン初日もそれぞれの国によってずれが生じます。

日本でのラマダーン初日は2月28日(金)の夜の新月観測によって確定します。日本は空が明るくて、ほぼ毎年、新月は観測できません。その場合は、日本から一番近いイスラームの国のマレーシアの観測結果に従うことになっていますので、日本でのラマダーン初日の発表は、2月28日(金)21時ごろになります。

みなさんのまわりにいるムスリムのこどもたちに、よかったら、ラマダーンのこと、聞いてみてください(^^) ちなみに去年はじめてラマダーンをした小2のSちゃんに聞いたら、おはなはすいたけど、イードのお祝いが楽しかったことやラマダーンできたことをとても誇らしそうに語ってくれたのが印象的でした。

こどもメールには、多文化に生きるこどもたちの生活や教育に関するさまざまな情報が届きます。こどもメールは中国帰国者支援・交流センター教務の方が運営してくださっています。興味のある方は以下のサイトをご覧ください。

https://www.kikokusha-center.or.jp/shien_joho/ml/kodomo/kodomo_mail.htm


2025年1月30日木曜日

やさしい日本語のこと

 6年生の総合の時間、大分・福岡の入国管理局の方たちが「やさしい日本語」講座を開いてくれました。クラスにはまだ日本語を学び始めて9か月のMくんがいます。日本語でのコミュニケーションができるようになってきたものの、まだ知らない表現、ことばの中で一生懸命がんばっている姿をクラスのみんなは知っています。

通訳するとなると、Mくんの母語であるベンガル語話者をみつけるのは簡単ではないし、英語が得意といっても、なんでも言えるわけではありません。

「やさしい日本語」、Mくんひとりががんばるのではなくて、周りのみんなが「やさしい気持ち」を持ち寄って歩み寄るという視点

クラスメイトのみんなの感想にその気づきがたくさんあってうれしくなりました。

ちょうど、1月29日、やさしい日本語アニメ「やさしさが、あったから」が公開されました。

「易しい言葉」と「優しい気持ち」両方の大切さが伝わってきます。

https://www.youtube.com/watch?v=EdPIYUrwRm4